こまだこまのロバの耳ブログ

旅行と生活。ときどき読書。だいたい酒。

旅先で飲み屋を探すときに食べログやぐるなびに頼ると負けた気がする人。

 

旅先の夕暮れ、これから飲む店を探す時間というのは、人生で最もしあわせな時間のひとつだ。

 

だがこの店選びがなかなか難しい。店構えや店先に置かれたメニューなどから、店主の性格、店内の雰囲気、料理のクオリティなどを、想像力をフルにはたらかせて推察する。

 

すぐにぴんとくるお店が見つかればいいが、そうでないときは同じ通りを何度も行ったり来たりすることになる。

早く店を決めたい。でも失敗はしたくない。でも食べログぐるなびに頼るとなんか負けな気がする。

 

そんなときはバーに入る。

あんまりかしこまったところだとお値段の方が心配なので、できればカジュアルな、テーブルチャージがあったとしても~500円くらいのところが望ましい。

そこで、ビールかジントニックを注文する。そしてマスターにおすすめのお店をたずねる。

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何軒かお店を教えてもらったら、そこへ行く。そのときに、マスターの紹介であることを伝えた方がいいかもしれない。そしてそのお店の人に、また次のおすすめの店を聞く。

 

この繰り返しを博多でやって最終的に、新鮮な刺身を出してくれるバーに朝4時にたどりついたことがある。

5件目だった。

バーのカウンターで刺身。違和感をおぼえながら食べると、これがめちゃくちゃうまい。カレーもあるということで、帰るまえの〆としてカレーも注文。これもめちゃくちゃうまかった。

 

この日の私は、食べログぐるなびに勝った。

この街で働くひとたちが、私の旅行をつくってくれた。

博多という街のなかに自分なりの地図ができあがったような、街とちょっとだけ仲良くなれたようなそんな気がして、深い満足感があった。

 

 

こういう旅行はいつまでも記憶に残る。

 

そして私の食べログぐるなびとの戦いはこれからも続く。