こまだこまのロバの耳ブログ

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LGBTとPZNは同列に語ることができるか

「異常」性癖の人のこと

  数年前、道の側溝に入って女性を下から覗き、スカートの中を盗撮しようとした人が逮捕されたという事件があった。

逮捕後に「道になりたい」という供述をしたことで、おかしな知名度の上げ方をしてしまった人だ。

 

私はなぜかこういうニュースがいつまでたっても忘れられない。

と言うより、定期的に思い出してしまう。そして切ないというかいたたまれないというか、なんとも言えない気持ちになる。

 

性欲を感じる対象や、その人にとって自然な性欲の発散の仕方が社会のなかでは「犯罪」という枠のなかに入ってしまう人はどうすればいいのだろう?

 

LGBTとPZNは同列に語ってもいいのか?

私の知り合いが今、同性バートナーシップ制度を区に認めてもらおうと活動しているということもあって、

 

性的マイノリティとは何か?

LGBTと、上記のような特殊な性癖の人とは同列に語ってもいいのか?

 

などということを最近ずっと考えていた。そしてネットをさまよっていたところ、こんな記事を見つけた。

www.wagahaji.com

 

ざっくり言えば、まず「P」は「ペドフィリア」は幼児性愛者を指す。日本ではロリコンと言った方が理解は早いだろう。「Z」は「ズーフィリア」動物性愛者とでも言おうか。動物に対して性的感情を抱く性癖である。「N」は「ネクロフィリア」、死姦を好む人を指す言葉である。まぁ、つまり並べてみれば分かるが「PZN」はいずれもかなりレベルの高い特殊性癖である。

性的マイノリティという言葉の曖昧さ~LGBTPZNという概念から~ - わがはじ!

 ……おおお。「PZN」という言葉は初めて知った。確かにレベルの高い性癖だ。

でもこうやって言葉になるということは、確かに特殊性癖ではあるが一定数はいるということなのだろう。(特殊性ということだけで言えば、「側溝に入って下からスカートを覗かないと興奮できない」という方がある意味特殊なケースだと思う)

 

では私が疑問に思っていた、LGBTとPZNのような特殊な性癖は同列で考えていいのか?ということに対しては、すくみづさんはこう考えを述べている。

あくまでも「LGBT」と「PZN」は区別して考えられる代物であると僕は思う。そもそも「セクシャルマイノリティ」という言葉が物事を複雑にしている気がしてならない。よくNHKの特集なんかでも「性的マイノリティ」という言葉を使うが、その言葉であれば確かに「LGBTPZN」はすべて、そこに含まれると思う。 「LGBT」と「PZN」はその性的マイノリティの中で、更に分けるべき別物だと僕は考える。仮に言葉を置くなら前者は「性別マイノリティ」後者は「性癖マイノリティ」とでも呼ぼうか。

性的マイノリティという言葉の曖昧さ~LGBTPZNという概念から~

 なるほど…。でもなにかどこかがしっくりこないような…。

でもなんだろう…?とずっと考えていて思い当たった。

 

何に性欲を感じるかということを性癖とするなら、性欲の対象が男なのか女なのかということも「性癖」の範囲なのではないか。

男か、女か。

その選択があまりにも当たり前すぎて「性癖」というカテゴリーのなかで考える人がいないというだけで。

 

自分自身の体の性別と、心の性別をどう考えるか。(性同一性ということと、

自分自身の性欲の対象はなんなのか。(性癖)ということはそもそも別の話だ。

これを混同するから話がややこしくなるのではないか?

 

性同一性のパターンは、

体が男×心は(男+女+どっちかわからない+どっちでもない)=4通り

体が女×心は(男+女+どっちかわからない+どっちでもない)=4通り

合計8通り となる。

これだけでもすでにわかりにくい。

 

LGBTという言い方は、この性同一性にさらに性癖を混同させた概念であるということに当事者を含む多くの人が気づかないまま議論しているのでは…。

 

 

……ここまで考えて私も頭がこんがらがってきた。

 

 

違和感は「性」という漢字の使い方にもあるかもしれない。

性的マイノリティの「性的」という言葉が性別を意味する「性」と、セックスを意味する「性」の二つの意味を混同した状態で使われていることが、多くの人の理解をさまたげている原因のひとつになっているように思う。

 

性同一性と性癖をわけて考える、というところからはじめた方がいいのではないか?

 

と、ここまで考えて頭がぷすぷすしてきました……。このへんのことについてはまた考えていこうと思います。

 


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