こまだこまのロバの耳ブログ

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ゲイに異常なほど拒否反応を示す男の正体

先日もこんな記事を書いたが、

komadakoma.hatenablog.com

この記事を書くまえに彼氏ともいろいろと議論した。そのときの、同性愛についての話。

 

 

以前、私と友人(女)がある男性をゲイバーに飲みに誘ったとき、その男性はものすごくかたくなに行くことを拒否した。ちょっと尋常じゃない拒絶ぶりである。何をそんな心配してんのただ飲みに行くだけじゃん、と言ったら、「狙われるから怖い」と言ったので、私と友人は一瞬絶句した。

彼は冗談ではなく、本気で自分が「狙われる」ことを心配していたのだ。

 

こういう男性は多い気がする。自分が男であるというだけで、なぜ自分が相手に「選ばれる」と思うのか。うぬぼれんのもたいがいにしろ。心の中で思っているだけならまだしも、それを口に出して言ってしまえるってどーなの。 

というような話を彼氏にした。すると彼は、確かに俺は口には出さないけど、その人の拒否反応についてはわかると言う。

 

俺はゲイに対して反射的に気持ち悪い、という感情をどうしても抱いてしまう。そう思ってしまうことに対しては罪悪感というか、申し訳ないとは思うけれど、生理的な嫌悪感なのでどうしようもない。

でもこれってもしかしたらこの拒否反応が強い人ほど、逆にゲイの要素が強いんじゃないか?潜在的にそういうものが強くあるからこそ、「そっちにいっちゃったらどうしよう」という恐怖を感じて、それが強い拒否反応になるんじゃないかな?

 

……なるほど。強い拒否反応を示す本人が言ってるのでなんか説得力がある。では前にあげた男性も、もしかしたらそういうことなのかもしれない。自覚がないだけで。

 

そもそも私は差別というのも恐怖からくるものだと思っている。黒人差別なんてその最たるものだ。強いものや自分とは違う理解のできないものなどが自分をおびやかす存在のように思えて恐怖する。そしてそれを排除しようとして差別行為につながる。

恐怖と差別の関係を考えるとき、ナウシカクシャナに言った言葉を思い出す。

 

 

 

 

「あなたな何を怯えているの?まるで迷子のキツネリスのように」

 

 

……姫様ーーーーーーー!!!!

ちなみに私が「ナウシカ」で一番好きなシーンは、映画の序盤、ナウシカがブチ切れて剣を振り回して人を殺しまくり、ユパ様に止められるところです。冷静で頭が良くて人望もあるナウシカも好きですが、唯一感情をむき出しにして暴れまわるこのシーンは強く印象に残ります。

 

 

…えっと、なんの話でしたっけ。そうそう、恐怖と差別の関係について。

 

 

恐怖はときに攻撃に転じる。それをナウシカはよく知っていた。

自分が何を恐れているかということに自覚的であるということは、自分を知るためにも、他人を傷つけないためにも大事なことなのかもしれないと、彼氏の話を聞いていて考えた。

 

あなたがゲイに異常なほど拒否反応を示す男だった場合、自分のなかに強いゲイの要素が眠っている可能性について一度深く考えてみた方がいいのかもしれない。