こまだこまのロバの耳ブログ

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『球場三食』 球場への入場料は野球を愛していることの証明だ

ふらりと入った居酒屋に置いてあって、ちょっと読んでみたら一気にひきこまれました。

なので帰りに本屋さんに行ったんですが2巻が売り切れてたので、とりあえず1巻だけ購入。

 かなり読み応えあります。

 

野球バカの主人公が、野球観戦に行き球場グルメを紹介していく話。

なのかと思いきや、読みすすめていくにつれて、かなり濃厚な野球漫画であるということに気づきます。

 

それぞれの球場で観戦する際の楽しみ方、球場の歴史、野球史など、野球に対する作者の情熱と知識がとにかくすごい。

そこにときどき球場グルメが登場するって感じでしょうか。

 

なので、いわゆるグルメ漫画とはちょっと違います。

ご飯はあくまで球場を楽しむためのひとつのアイテムであって、メインは球場。

とはいえ、

【野球観戦日の食事は三食すべて球場内で調達する】

「それが俺の野球規則  第3条4項だ」

という、ちょっと何言ってるかわからないストイックさを持つ主人公。

情熱の出方が、あらゆるところで常人とは一線を画しています。

 

球場への入場料は野球を愛していることの証明だ

そ、そうだったんですね。わたしも先週支払いました。

 

 

第5話「藤井寺球場」では、

2006年に解体された藤井寺球場の跡地には

学校法人「四天王寺学園

小・中学校が建っている                                       

 えっ?

跡地。

球場跡地を訪ねる。

その発想はなかった…。

 

 近鉄バファローズのファンである作者の、バファローズ愛があふれまくっている第5話。

大きな愛と情熱を持っている人が描くものって、やっぱり強い力を持つんだなあってことをひしひしと感じました。

 

 

食に関する本……と言ってしまうとちょっと違いますが、とにかく熱量がものすごい漫画です。

野球が好きな人にはもちろんおすすめ、野球に興味のない人もこれだけの熱量をあびれば、球場に行きたくなること間違いなし。

 

まだ2巻までしか出ていないので、今後が楽しみです。