こまだこまのロバの耳ブログ

旅行と生活。ときどき読書。だいたい酒。

牛骨ラーメン・ふるさと鳥取の味を再確認した今回の帰省。

鳥取に帰省したので、ラーメンを食べてきました。

牛骨ラーメンです。

 

鳥取がご当地ラーメンとして牛骨ラーメンを推すようになったのはここ10年くらいのことらしく、それまでは自分たちが普段食べているラーメンが他と違うなんて気づきもしなかった鳥取県民。わたしもそうでした。

 

食べたことありますか?牛骨ラーメン。

 

 

 

牛骨ラーメン(と私)の歴史

例によってWikipedia先生によると、牛骨ラーメンの歴史については、

  • 現在米子市にある満州味(ますみ)というお店が、満州料理をヒントにして戦後に作られた料理がルーツか。
  • 最初は牛骨と豚骨の合わせ出汁だったが、伝播する過程で豚骨が脱落し、当時ほぼ無料で手に入った牛骨のみのラーメンになっていったのでは?
  • 牛馬畜産の街道沿いに発展した。
  • 古来より大陸との往来があったことも原因か。
  • 蘭州牛肉麺と関連があるのでは。
 
などなど、諸説あります。
そしてどうやら、牛骨で出汁をとるラーメンが一般的なのは、鳥取県と、山口県の一部だけのようです。
 
 
わたしはそのことを、10年ほど前の山口旅行のときに初めて知りました。
上京して数年、東京で食べるラーメンが全然おいしくなくて、なんでだろうなぁと思いながらすっかりラーメンから遠ざかっていたわたし。
 
山口市へ向かう途中、下松サービスエリアに寄りました。連れがラーメンを注文したのでちょっとだけ食べさせてもらうと……
 
「!!!!!コレだーーーーッ!!!!!」
 
昼過ぎの、客もまばらな店内で叫びました。
わたしにとっての「ラーメン」がそこにあったのです。
たまたま降りたサービスエリアに……なぜ????
 
と思って調べると、上記の牛骨ラーメンに関するwiki先生の説明が見つかり、わたしが鳥取にいた頃に食べていたラーメンの正体を、そこで初めて知りました。
 
「ラーメンのスープは基本的にこの味」だと思いこんでいたので、それが牛骨の味で、他の地域では一般的に食べられていないなんて考えたこともありませんでした。
どうりで東京のラーメンに違和感しかなかったわけだ…。ってか気づけよバカ!!
 
これがいわゆるソウルフードってやつか!と、そのときから「牛骨ラーメン」がわたしにとって特別な食べ物に変わりました。
 
 
てことで今回の帰省では、2回牛骨ラーメンを食べたので、紹介したいと思います。
 
 

香味徳(かみとく)赤崎店

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由良(ゆら)店には何度も行ってますが、ここ赤崎店は初めて。弟がこっちのお店をおすすめしてたので来てみました。

https://tabelog.com/tottori/A3103/A310302/31000379/ 香味徳 赤崎店

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国道9号線沿いにあります。中はテーブル席と座敷席があって、かなり広め。地元の人たちで賑わってます。

この、外から見て右下の飛び出た部分が喫茶スペースのようになっていて、なんか不思議な作りです。

 

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看板にもあるとおり、ラーメン屋というより、お食事処ですね。

 

 

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安い!ラーメンの値段はこうあってほしいもんです。

 

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ビールが高いなぁ。定食もなかなかの値段なので、ボリュームがすごそう。今度食べてみよう。

 

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牛骨ラーメン並。550円。

う~ん、このちょっとダメな感じの見た目!(褒めてます)これですよこれ。

立ちのぼる牛骨独特の香りを思いっきり吸い込んでから、まずはスープをごくり。

うめぇ。

 

牛骨の出汁がたっぷり出ていて油もけっこう浮いてるんですが、なぜかさっぱり。

牛骨特有の甘みを生かすためか味付け自体も薄めになっているので、ごくごくいけます。

 

そしてこのスープには中太のちぢれ麺。

この麺がまたいい味出してます。

 

チャーシューもやわらかくて薄めの味付け。

味の薄さも小ささもちょうどいい。

 

神奈川出身の彼氏も同じものを食べました。彼の感想は、

「味は違うけど、位置的には喜多方ラーメンぽい」とのこと。

 

あっさりしていて、いい意味で特別でもなんでもない、日常のなかにあるラーメンって感じ。だそうです。

確かに。

 

このラーメンを観光客に、絶対食べた方がいいものとして強くすすめはしないけれど、でもわたしは鳥取に帰ると食べたくなるもの。

 

けして星五つではなくて、なんなら星三つくらいなんだけども、むしろそれがこのラーメンの素晴らしさというか。

 

言うなればそれは「三界の五」。

「星三つ」界のなかで燦然と輝いているのが、この牛骨ラーメンなんじゃないかと思うわけです。

 

「三界の五」

中国の故事でありそう。

きっと誰しも、「三界の五」的な食べ物をひとつは持っているはず…。

 

そしてここ『香味徳』はなんと、銀座とハワイ(!)にも出店されているようで、びっくりです。この店とハワイが全く結びつきません。

 

というか、こんな低価格のラーメンを売っていて銀座やハワイに出店できるほどの儲けがあることも驚きです。(失礼)

「三界の五」が世界へ……。

応援してます!

 

https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13112492/ 香味徳 銀座店

https://tabelog.com/hawaii/A6001/A600101/60000842/ 香味徳 ハワイ店

 

 

いのよし 倉吉店

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倉吉市にあるお店です。倉吉駅から800m。歩けない距離ではないですかね。

ネットで見たところ、人気店のひとつのようなので来てみました。初入店です。

https://tabelog.com/tottori/A3102/A310201/31000359/dtlmap/ いのよし

 

お盆の真っただ中のお昼に行ったので、行列ができてました。店内はかなり広くて、田舎のお店らしくぜいたくなスペースの使い方してます。

 

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ラーメン500円、安い!断り書きがありませんが、出汁はもちろん牛骨です。

しょうゆラーメンにトッピングはワカメで注文しました。

 

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彼氏はからあげセットを注文。

 

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運転があるのでビールは我慢。

 

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 見た目は『香味徳』よりもちゃんとしてる!(失礼)

スープはけっこう味しっかりめ。麺もちょい固め。

全体的に輪郭のはっきりしたラーメンだと思いました。

 

個人的な好みを言うと、おいしいんですがちょっと味がしっかりしすぎてるので、食べ始めはいいんですが後半ちょっと口のなかがしょっぱくなってくるかなーと思いました。

 

からあげセットのからあげは、ちょっと竜田揚げっぽい感じでおいしかったです!

 

そしてこの日はすごく混んでいて忙しそうだったにもかかわらず、店員さんの接客がとても丁寧で感じがよかったです。

 

 

一応、まとめ

個人的な好みを言えば、『香味徳』のラーメンの方が茫洋とした味で(褒めてます)、これぞわたしの思い出の牛骨ラーメン!と思いました。

 

しっかりした味付けが好きな方は『いのよし』の方がいいと思います。

 

いずれにせよ、わたしにとっての「ラーメン」とは、牛骨ラーメンをおいて他にない、ということを再確認しました。

刷り込みっておそろしい。

 

帰省するのは多くても一年に二回ですが、スキを見ていろんなお店の牛骨ラーメンを食べて、レビューを書いていこうと思います!

牛骨ラーメンラブ!

 

 

おみやげのやーつ。

 

 

 なぜ、すがきや?

 


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