こまだこまのロバの耳ブログ

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寄席で、観るとなんだか生きる勇気が湧いてくる浅草芸人5選

現場でしか感じられない空気がある

わたしはよく寄席に行くんですが、寄席にはテレビでは観られないすごい人たちがたくさんいます。

どういう意味ですごいのかは、実際に観ないとわかりません。

動画では絶対に感じられない空気があります。

 

そのなかでも今日はわたしの独断と偏見のみで、観ると生きる勇気が湧いてくる芸人を紹介したいと思います。

ほんとはもっといるんですが、とりあえずキリのいいところで5組としてみました。

 

 落語家はひとりも紹介しませんが、めんどうなのでらくごカテゴリーにいれちゃいます。

 芸人5選

  ①ぴろき

 

ウクレレ漫談のぴろき。

初めて寄席で観たときは、なんかやばいの出てきたなぁと思いました。慣れるまでちょっと気持ち悪いというか。

 

「あ~かるく陽気にいきましょう♪」

って歌をはさみながらの漫談。

子どもの頃、ピエロが怖い、と感じていた気持ちがよみがえるような気がします。

 

独演会やってたんですね!

この人のネタを2時間聞き続けたい人ってどれくらいいるんでしょうか。わたしは寄席の15分でじゅうぶんです。

 

明るく陽気にいきましょう(3)~自虐的不幸自慢話~

明るく陽気にいきましょう(3)~自虐的不幸自慢話~

 

 CD出てました。3枚も。

 

 

ご結婚されていて、娘さんもいるとか。

勇気がわいてきます。

 

②新山ひでややすこ

f:id:komadakoma:20170909204537j:plain

ネタのあいまにこのポーズで、二人そろって「最高最高!」と言うギャグでおなじみ。

寄席でこの二人を観た帰り道は、つい真似してやってしまいます。最高最高!

ひとりのときはやりませんよ。

 

強い奥さんと弱い夫、という典型的な夫婦漫才のパターンで、ひでやさんは見ての通りヅラです。

この二人が出てくると、寄席に来たなぁって感じしますね。

 

もう何十年やってるのかな……と思い調べてみると、なんと結成は1994年。

あれ?けっこう最近だなと思ったら、ひでやさんの前の相方が脳血栓で倒れたため、急きょ奥さんのやすこさんとコンビを組んだんだとか。

 

うーん、これはまじめな意味でも勇気がわいてくるコンビです。

 

③すずかぜにゃんこ金魚

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この人たちも初めて観たとき、すげぇババア出てきたな、と思いました。

左がにゃん子さんで、右のゴリラの真似が得意なのが金魚さんです。

にゃん子さんが55歳で金魚さんが64歳

64歳って、うちの母親とたいして変わりません。そんな人が日々舞台の上でゴリラの真似を……

  

なんだかわかんないけど勇気が湧いてきます。

 

④東 京丸・京平

 

 

ほんとこの写真のまんまのイメージです。

柿色のジャケットに、とんでもなくほっぺたがつやっつやな方がボケの京丸さんで、右側がツッコミの京平さん。

 

京丸さんの方がいつ観ても、一杯ひっかけてきたようなごきげんな赤い顔で舞台に出てきます。

何言ってんだかわかんないようなときもたまにあるんで、ほんとに一杯やってんじゃないかと思います。

 

京丸さんがネタのあいまに、「チャランチャチャンチャンチャン、チャランチャチャンチャンチャン♪」と言いながらその場で意味もなくくるりと一周まわるんですが、

ナイツによると、これが「ブリッジ」の元祖だとか。(ほんとか?)

 

「ブリッジ」とは、アンガールズの「ジャンガジャンガ」とかのアレですね。

 

それはともかく、なんかもういろんなものを超越した感じがあります。とくに京丸さんの方。

なんかバカボン的な。

 

これでいいのだ、感。

 

妙な勇気がわいてきます。

 

⑤鏡味健二郎

http://www.daikagura.org/_src/sc119/prof_kenjirou.jpg

いい画像が見つかりませんでした。

これは太神楽曲芸協会のホームページに載っていたものです。

 

この写真は何年前のものなのでしょうか。

なんとこの健二郎さん、いまは御年82歳

8年前に相方が亡くなってから、一人で活動されているようです。

 

曲芸をされる方なんですが、なんといっても82歳

観てるこっちをいろんな意味でハラハラさせます。

まぁまぁヨボヨボです。

 

おぼんが手から離れない、という芸はもはや芸と言っていいのかよくわからないし、

開いた和傘をくるくると回して、その上でボールや枡を回すというおなじみの曲芸も、なんだか手元がおぼつかなくて、たまにボールを落っことしてもそれが演技なのかガチなのかもわからない。

 

わたしたちは一体何を観ているのだろう……。

と不思議な気持ちにさせてくれます。

 

それにしても82歳はすごい。

初舞台は1948年ですからね。

昭和は遠くなりにけり。

 

死ぬまで芸人。

観れるうちに観て、生きる勇気をもらいましょう

まとめ

わたしが寄席に行くとなんだかほっとするのは、テレビに出てなくても「一流」と呼ばれなくても、それぞれのやり方で日々を生きている人たちがたくさん見られるからかもしれません。

「中の下」である自分が否定されることなくいられる場所、というか。

 

何かに行き詰ったとき、なんにもしたくないとき、雨が降ったとき、

どんなときでもゆる~く受け入れてくれて、帰るときにはちょっと気持ちがリフレッシュしているのが寄席です。

 

一度入れば、何時間でもいていいのも寄席のいいところ。

3000円ほどで一日楽しめるなら安いもんです。

 

きっとお気に入りの芸人さんがひとりは見つかるはずです。