こまだこまのロバの耳ブログ

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遊んでばかりいると一年は長いということを知った2017年

今年は遊んでばかりいた

去年の年末に仕事を辞め、今は働きはじめているものの今年は本当に遊んでばかりいた。

 

去年までわたしが働いていたのは小さな飲食店で、仕事を辞めたきっかけは、わたしが風邪をひいて40度の熱が出たことだった。

わたしはそれまで3年間、遅刻も欠勤もしたことはなかった。

休ませてほしいと店長に連絡をいれると、「休ませるかどうかを判断するから一度店に来い」と言われ、ちょっと何言ってるかわからない……と思いながらどろりと重い体をひきずって出勤した。

 

案の定わたしは通常通り働かされ、唯一の休憩時間はトイレの便座に座っているときだけ。

さらに間の悪いことに、わたしは2日後に祖父の葬式をひかえていた。さすがの店長も、葬式には休みをくれたのだ。

わたしは病院に行く時間と気力もないまま、市販の薬を飲んでマスクをしてふらふらになりながら帰省した。

食欲もなく薬ばかり飲んでいたせいで、唇にはでっかいヘルペスができていた。

 

田舎の冬の葬式というのはほんとうに寒い。

火葬場では座っているのもつらくて、畳の部屋に横になって祖父が骨になるのを待った。

葬式がようやく終わって家に帰り熱をはかると、40度だった。

 

1か月後、今度は店長が熱を出した。

店長は「熱が出たから休む」と休み、後日、いかに自分が高熱でつらかったかを客に話しているのを見て、「だめだ、辞めよう」という言葉がストンと降りてきた。

 

おかげで、今年2017年の大半をわたしは無職で過ごし、遊んでばかりいたのだった。

遊んでばかりいると時間が長く感じる

今年の2月~4月にかけて、2ヶ月ほどひとりでヨーロッパの10ヶ国をまわった。

とても疲れたけれど、たった2ヶ月でこんなにいろんな場所に行って、いろんなものが見られるんだと実感して、不思議な気もするしうれしかった。

マレーシア、フィリピン、大阪、鳥取、宮城、北海道にも行った。

思いがけずブログとボルダリングもはじめて、どちらとも今も続いている。

 

とにかく今年はいろんな場所に行っていろんな人に会って新しいこともはじめて、遊んでばかりの1年だった。

そんな1年をあらためてふりかえってみると、長い1年だった、と思う。

これは、ここ数年感じたことのない感覚だった。

気がつけば年を追うごとに、1年が過ぎていく早さにおののいていた気がする。

 

「遊んでばかりいると1年は長い」

 

これは、個人的には大きな発見だった。

楽しい時間はすぐに過ぎるというけれど、遊んでばかりいた1年は本当に長かった。

 

 

来年も、長い長い1年になったらいいな、と思う。