みんな知ってる言葉なんだろうか、スラーピー。
この本は2、3年前に書店にけっこう並んでいたような記憶がある。図書館でたまたま見つけて借りてみたら、これがすごく楽しい本だった。東京の街並みや飲食店の数々、食べ物など、日本に生まれ育った私たちにとっては当たり前で意識すらしていないようなものたちが、外国人の視点から語られると、なんだか突然すごく魅力的で不思議なものに思えてくるからおもしろい。
この本のなかの4章目、「世界一のスーパー」にこの言葉は出てきた。
著者は、いかに日本のスーパーが素晴らしくて楽しいところかを様々な例をあげて力説する。そして、コンビニについても、「日本の食べ物がなぜすばらしいのか、その理由を知りたければセブン‐イレブンに行くといい」とまで言う。
だが、「そんな東京のセブン‐イレブンの唯一の欠点は、スラーピーがないことだ」と締めくくられている。
……スラーピー???
ググりました。
ああこれか!これにはタイやらベトナムやら、暑い国のセブンイレブンでは旅行中に何度もお世話になった。ジャンクなスムージーといった感じで、値段も安く、もりもり盛り放題なのがいい。
確かに言われてみれば、日本では見かけない。国内のセブンイレブンでは100店舗ほどでしか販売されていないらしい。
スラーピー。
使う機会もないので、またすぐに忘れてしまいそうな言葉のひとつだ。
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