雨の日に聴きたい曲というわけではないけれど、雨の曲を考えていたら最初に思いついたのが、「ロマンティックあげるよ」でした。
そう、ドラゴンボールのエンディング曲です。
ドラゴンボール 「ロマンティックあげるよ」
せっかくなので、映像とともに聞き直したんですが、これはこれで、ストーリー性があるものだったんですね。
窓から雨降りの景色を見ているブルマ。
冒険したくてうずうずしてる。
大人のフリなんてせずに旅にでたら、大変なこともあったけど、
色んな出会いがあって、最後は雨もやんでいる。
子どもの頃にはすっかりスルーしていましたが、ちゃんとドラゴンボールの魅力を引き立てるつくりになっていたようです。
ところで私がこの曲を「雨の歌」だと思っていたのは、ブルマが窓の外を見ている冒頭のシーンが印象的だったからなんですが、雨のシーン、そのあと1回しか出てきません。
このシーンが印象に残っているのは、きっと本編が終わったところで、すぐにチャンネルを変えてしまっていたからなんだと思います。
私はほとんど、ここまでしか見ていなかった。
でも、チャンネルを変えたあとにも、そこには別の世界が広がっていた。
そうやって、実は多くのものを見逃してきたのかもしれません。
歳を重ねると、触れるものは自分が触れたいものばかりになっていくような気がします。
出会うものは、どんどん狭まっていきます。
そんなんじゃ、奇跡の謎なんて解けないわけです。
本当は発見できたかもしれないものを何も気づかずにスルーするのは寂しいので、できるだけ見逃さずにいきたいものです。
…と、ここまでお題と関係ないことを書いてきましたが、「雨の日」を比喩的に捉えたとき、この曲を聴くのは、それはそれでありなんじゃないかなぁ。
コメント