【高田馬場 ノングインレイ】『孤独のグルメ』にも出たミャンマー料理店で虫とミャンマー納豆を食べる!

ミャンマー

『孤独のグルメseason6』にも登場したシャン料理のお店『ノングインレイ』

リトルヤンゴンと呼ばれるほど、ミャンマー人が多く住んでいる高田馬場。ミャンマー料理店も数多く存在します。

今回はそのなかでも、わたしが実際にミャンマーに行って食べてみて、とてもおいしいと感じたミャンマー料理、正確にはシャン料理のお店に行ってみました。

『孤独のグルメ』で五郎さんも行ってたお店、『ノングインレイ』です。

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ちなみにわたしが実際にミャンマーで食べたものはこの記事↑で紹介してます。

シャン料理とは、タイと国境を接するミャンマーのシャン州というところに住むシャン民族の人たちの料理。

一般的に油っこいミャンマー料理とは違って、油やスパイスをあまり使わない、発酵食品が多いなど、日本人の口に合う味つけとなっています。

そして今回はミャンマーのスーパーで買ってきたこの乾燥納豆。

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コイツはどうやって食べるものなのか聞いてみよう!

というのがわたしが今回お店に行った、一番の目的でした。

やっぱり何を食べてもおいしいシャン料理

お店は高田馬場駅早稲田口を出て、徒歩1分のところにあります。

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お昼から夜まで通しでやられているんですねー。

土曜の夕方18時くらいに行ったら、すでに7~8割方席がうまっていました。

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五郎さんが座ってたのはこの席かな??

テレビの横に松重豊さんのサインもありました。

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メニューにはちゃんと『孤独のグルメ』で五郎さんが食べたメニューが紹介されていました。

ていうかほんと食べすぎですねこの人。

酒も飲まずにひとりで4000円ぐらい使ってますよ。

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まずはミャンマービールとお茶の葉のサラダ(800円)

数種類の豆とお茶の葉にキャベツやミニトマトなど、小さいお皿の中にたくさん野菜が入ってます。

カリポリと豆の食感が楽しくいくらでも食べられ、ビールもすすみます。

ミャンマービールはスッキリとしてあまり苦みもない、水がわりに飲める味です。

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お肉とお米の皮なしソーセージ(800円)

よく見ると、たしかにお米のつぶが見えます。

油っこくなく、それでいてもっちりと食べ応えのある感じ。

こちらもピリ辛でビールによく合います。

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シャン味噌炒め(800円)

これはもうふつうにどっか日本の定食屋とかで出てきてもなんの違和感もない味。

やさしい味噌の味と少しの辛みでこれまたお酒がすすみます。

ごはんに乗っけたくなります。

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そしていよいよこちらのエキゾチックゾーン。

メニューにあるとおり、入荷時のみの提供だそうです。

このなかだと、竹蟲がかっぱえびせんぽくて酒のつまみにイケるかも……と思ったのですが、一応スタッフのかわいいお姉さんにおすすめを聞いてみることに。

すると、すすめられたのはコオロギの炒め…!

まじすか。そうすか。わかりました。

じゃあそれで……。

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コオロギの炒め(800円)※お店のメニューにならって、写真は小さめ

8匹いますね。

そして予想してたよりもかなり大きいですね。

メニューに、「イナゴを食べれる人なら!」とあり、わたしはイナゴ食べたことあるしいけるか……と思ったんですがこれはイナゴより圧倒的にでかい。でかすぎる。

コオロギってもっと華奢な感じの虫じゃなかったっけ……??

あまり見ないようにしながら思い切って口に入れると、食感的にはパリパリとしていて川エビの唐揚げ。

う、うん……おいしいかな………

自分の脳と舌が戦っているのを感じます。

味はふつうにおいしいけど、見た目が……ねぇ…………

目を合わせないようにしながら完食しました。

しかし、コオロギが自分のお腹の中にいると思うとなんだかちょっと落ち着きません。

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シャン酒(600円)とともに。

おちょこの大きさと比べると、コオロギの大きさがわかっていただけるでしょうか。

10種類の薬草をつけこんだというシャン酒。

シャン味噌炒めなど、味が濃い料理と一緒にいただくとおいしいです。

ちょっと紹興酒っぽい?かも。

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そして牛スープそば(1000円)

これはもう牛骨ラーメン好きのわたしとしては、たまりません!

あっさりとしたなかに牛のうまみが溶け出すスープは、コオロギ炒めでちょっとダメージを受けたわたしを優しくつつんでくれます。

麺ももっちりとしていて茹で加減もすばらしい!

テーブルに置いてある数種の調味料を足しながら、自分好みにカスタマイズするのもアジア麺の楽しみです。

ほんとうにさっぱりしたスープなので、全部飲み干しても罪悪感はわきません。

個人的には、これを食べるためだけにでももう一度来たいと思いました。

ミャンマーの乾燥納豆はどう食べるか?

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そう、肝心のコイツ。

乾燥納豆はどうやって食べたらいいのか?

食事が終わったあとにスタッフのお姉さんを呼び、わたしはおもむろにカバンからコイツを取り出しました。

「!!」

驚くお姉さんに、これってどうやって食べたらいいんですか?と聞くと、

「ちぎってサラダにいれたり炒めたりする」とのこと。

ふむふむ。サラダってことはそのままでも食べれるってことですね。

それなら手軽に使えそうです。

その日は万全を期して、ミャンマーで買ったミャンマー語が書かれたTシャツを着ていたので、お姉さんにうけるかなーと思い

「じゃーん!」

とシャツをめくってTシャツを見せると、

「!!!」

さらにおどろくお姉さん。

ミャンマー旅行中に食べたシャン料理の写真などを見せながらいろいろ話をするうち、突然お姉さんが言いました。

「明日もここに来れますか?」

ん?なになに?どゆこと?

と思ったら、

「この乾燥納豆を使ってあなたたちに料理をつくってあげたい」

「!!!!」

今度はわたしたちが驚く番でした。

来ます来ます!

Tシャツ着てきてよかったーーー!

乾燥納豆持ってきてよかったーーー!

遠慮なくお姉さんにお願いして明日また来ることを約束し、わたしたちは2日連続でシャン料理を食べることとなったのでした。

シャン料理(2日目)とミャンマーの乾燥納豆を使った料理

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わたしがミャンマーで買ってきた乾燥納豆を使って、親切でかわいいヤンゴン出身のお姉さんが作ってくれたのがこちら!(非売品)

左がタマネギと豆と乾燥納豆のサラダで、

右はビーフジャーキー?と乾燥納豆の佃煮的なもの。

サラダの方はすぐに食べたほうがいいということで、失礼してお店でいただきました。

お味の方は、うん、これまた違和感なくうまい。

乾燥納豆は、わたしたちがふだん食べている納豆ほど匂いがありません。鼻を近づけてようやくわかる程度の匂いです。

でも口に入れて噛むと…、おお、納豆の味!!

でも臭みはない!

しっかりと濃い大豆のうまみが口の中に広がります。

不思議なことに、単体で食べるよりタマネギや他のものと一緒に食べたときの方が、より納豆感を感じました。

写真右の佃煮的なやつは、もうほんと佃煮的な濃いめの味付けでふつうにおいしい。

ごはんのお供に、酒のお供にバッチリです。

これは1週間ほど日持ちするということなので、大事に持って帰ることにしました。

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シャン豆腐の和え物(700円)

ここからはまたふつうにメニューにある料理です。

このシャン豆腐は、毎日ひよこ豆から手作りで作っているとのこと。

シャン料理にはよく登場する高菜漬けと一緒に和えられています。

ちょっとピリ辛。

シャン豆腐自体はつるつるぷりっとした食感で、メープルシロップでもかければデザートにもなりそうな感じです。

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牛ハチノス煮込み(800円)

とりわけてしまったあとの写真なので、実際はこれより量が多いです!

香菜と塩味の味付けが胃に優しいです。

シャン料理の汁物というのはほんとうにほっとする味。

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ナンピャー(800円)

きしめんのような太めの麺が、ちょっと辛めのソースであえられています。

シャン料理のなかではけっこう辛いほうかも?

でも卵がその辛さをマイルドにしてくれます。

ちょっとB級グルメ的なクセになる味わい。

今回は虫を食べるのはやめておきました!

まとめ:わたしのなかでミャンマーとシャン料理の株が爆上がりした

ミャンマー旅行中にシャン料理を食べてすごくおいしくて、ただでさえイメージがよかったところへ、わざわざわたしたちのために料理をつくって持ってきてくれたヤンゴン出身の親切でかわいいお姉さん。

わたしたちがお礼にと持って行ったカステラも、「いいです、いいです」となかなか受け取ってくれませんでしたが、無理矢理置いてきました。

シャン料理店『ノングインレイ』では何を食べてもおいしく、親切なミャンマー人スタッフにも出会えて、わたしのなかでミャンマーとシャン料理の株が一気に上がりました。

このお店には、近いうちにまた行こうと思います。

今度は竹蟲に挑戦だー!

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そば焼酎も置いてあったのでぜひお試しあれ。

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ミャンマーの納豆料理のイベントに行ってみました。

〈NONG INRAY ノングインレイ〉
営業時間 11:30~23:30(L.O.23:00)

〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2丁目19−7 TAK11 1F
TEL : 03-5273-5774

アジアの納豆と言えばこの本!

日本にだって乾燥納豆はある!

これは海外在住の日本人も重宝してるみたいですね。

今まで食べたことありませんでしたが、ミャンマーの乾燥納豆がなくなったら買ってみようかな…。

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