「月曜スリランカカレー」は、高円寺の716(なないろ)カフェというレンタルカフェで、月曜だけ営業しているカレー屋さんです。
インドカレーやタイカレーのお店は街なかでよく見かけるけど、スリランカカレー?ってどんなの?
「日替わりカフェ」ってどんな感じ?
おもしろそうなので友人と行ってみました。
見た目はかわいく、優しくて複雑な味のスリランカカレー
高円寺駅北口から徒歩10分。
駅前の商店街を抜けて早稲田通りに出たら左方向に進み、「ほんとにこんなとこにお店あるの?」と不安になってきた頃にようやくたどりつきました。
あたたかみのある感じの店内。
この写真は帰るときに撮らせてもらいましたが、わたしたちが行った12時半頃は店内は8割方うまっていました。
ちゃんと固定ファンがついてるんだろうなーって感じです。
わたしたちが案内された奥の席、なんだか落ち着きます。
メニューは1000円の「本日のプレート」のみ。
ごはんの量は大中小と選べて、値段は変わりません。
わたしたちは「中」を選択。
せっかくなので、セイロンティーとデザートのセットも注文してみました。
「ワタラッパン」って響きがかわいい。
本日のプレート(1000円)
バナナの葉にきれいに盛られて出てきた「カレー」は色鮮やかで、カレーっていうよりなんだかおかずのっけご飯って感じ?
盛り付けられているものの説明がこちら。
なんか謎の呪文のような言葉が並んでいます。
この説明書きと照らし合わせながら、まずはひとつひとつそれぞれ食べてみて味を確認。
ココナッツをふりかけにする、からし菜とパインを合わせてサラダにする、という発想は新鮮で、味も初めて食べるタイプの味で楽しい!
舌の新しい部分が刺激されて味覚が開かれていくようで、わくわくします。
あずきのカレーにはカルダモンが使われていて、これもまたわたしが知っているタイプのカレーとは違った味でおもしろい。
どのおかずもいちいち新鮮です。
確認が終わったら全部混ぜ混ぜ。
それぞれのおかず自体は辛さがほとんどない優しい味なので、テーブルに置いてある「ルヌミリス」という唐辛子のペーストを投入して辛さを調節します。
辛くしても、カレー全体の優しい印象は変わらない感じ。
あずきの甘味だったりパインのさわやかな酸味だったり、いろんな味が複雑にからみあって楽しいです。
ごはん大にすればよかったかなーこれは。
デザートに、セイロンティーとワタラッパンのセット(500円)
ワタラッパンは、ココナッツミルクと黒糖で作ったスリランカのプリンだそうです。
わたしはあまり甘いものは得意な方ではないですが、この甘さはなんかイケる。
素朴な甘さで、セイロンティーにもよく合いました。
「日替わり営業」というやり方
お店の外に、レンタル料金が表示されてました。
将来お店をやりたい人がその練習として使ったり、趣味でやってる人もいるんですかね。
平日の昼間は6時間で13800円。
716カフェのホームページに、「1年前初めてスリランカに行き、すっかり魅了された店主まりこの暴走が止まらず、いよいよ始めたカレー屋さんです。」
とお店の紹介がありましたが、いいですねーそういうの!好きが高じちゃうタイプの人、好きです。
実際にお店にいたまりこさんからも、明るい笑顔でとてもパワフルな印象を受けました。
「日替わり営業」というスタイル、「お店をやってみる」ハードルが低くなるのはいいですねー!
「月曜スリランカカレー」へのアクセス
「月曜スリランカカレー」さん、月曜は高円寺の「716カフェ」で、そしてときどき下北沢の「風知空知」というところでも営業されているみたいです。
【高円寺】716カフェ
JR高円寺駅北口から徒歩10分。早稲田通り沿いの1階。
【下北沢】風知空知
小田急線・京王井の頭線 下北沢駅南西口から徒歩3分。
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