こまだこまのロバの耳ブログ

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東京別視点ガイド「珍スポトークライブALL TIME BEST」で「珍スポ」について考えた

「珍スポトークライブ ALL TIME BEST」に行ってみた

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先日、清澄白河にあるリトルトーキョーというところで行われた、東京別視点ガイドさんのトークライブに行ってきました。

国内から海外まで、彼らが7年間の活動のなかから選りすぐりの「珍スポット」を紹介する、というイベントです。

 

イベントでは最初に「珍スポット」の定義が示されました。

細かい言葉遣いはちょっと忘れてしまったんですがニュアンスとしては、

「店主の思いがそのままありありと具現化されている場所」

とか、そんな感じだったと思います。

 

それについては納得していたんですが、実際に紹介されていた場所は、地方のさびれた遊園地、千葉県にあるドイツ村、道端の変わった看板、などなど、

なんだか小粒なものが多いというか、わたしにとっては、そういうんじゃないんだよなぁ……的なものが多くて、ちょっと不完全燃焼……というのが正直な感想です。

 

7年間の集大成ということだったので、フランスの「シュヴァルの理想宮」とかラオスの「ブッダパーク」とか、それくらいヤバいやつがいっぱい出てくることを期待してました。 

www.komadakoma.com

 シュヴァルの理想宮については記事にしています。

f:id:komadakoma:20180515135122j:plainラオスのブッダパークに行ったのはずいぶん前なので、記事にはしていませんが参考までに写真をいくつか。

 

f:id:komadakoma:20180515135304j:plainこの口から中に入っていって、上まで登れます。

 

f:id:komadakoma:20180515135239j:plain上からは公園が一望できます。カオス。

 

シュヴァルの理想宮は、シュヴァルが毎日石ころを拾い30年以上もかけてたった一人で作り上げた、シュヴァルの思想やいろんな意味でのヤバさがほとばしり出ているお城で、

ブッダパークは、ブンルアさんという僧侶が自らの哲学や世界観を具象化しようと作り上げた、かなり奇妙で独特な様相の公園。(しかも、タイにも第2弾となる公園を作っている)

 

どちらもまさに「店主の思いがありありと具現化されている場所」です。

 

編集長で進行をつとめていた松澤さんが、

「(珍スポットの定義的に)そういう意味では、一周回ってディズニーランドも珍スポットだと思う」

と言われていたのには、あーなるほどーと思いました。

トークライブに参加してみて改めて気づいた、わたしにとっての「珍スポット」

トークライブ終了後いろいろ考えてみるに、わたしが魅かれる「珍スポット」は、

「ひとりの人間の狂気(のように感じられるもの)が具現化されている場所」なのだなぁ、と改めて思いいたりました。

ちょっと風変わり、くらいでは足りない。

 

キモは、ひとりの人間の狂気、ってとこです。

わたし自身がまったくもって凡人なので、ちょっと狂ってる人に憧れるというか、心を動かされるんですねー。

 

という意味でいうと、トークライブで紹介されていた場所のなかでは、

東京別視点ガイド : 東京でもっとも狂気にみちた居酒屋「かがや」【新橋】

東京別視点ガイド : 君は手動販売機を知っているか「立石バーガー」【堀切菖蒲園】

東京別視点ガイド : 念によって味を変えるたこ焼き屋「パワーブレンド」【南千住】

この3つのお店が圧倒的でした。

個人的には「パワーブレンド」が一番狂気を感じるので、ぜひ行ってみたいと思います。

 

「念を送ればなんでも味を変えることができる、俺はいま念を送って足立区のコーラだけ炭酸を強くしている」

いや、目的は!?

っていうツッコミが、このトークライブで一番笑いました。

 

東京別視点ガイドさんから本が出ています。

「珍スポット」は一代限りで、その人がいなくなったり辞めてしまったりすると消えてしまうものがほとんどだ、とおっしゃっていましたが、確かにそうですよねぇ。

跡を継ぐ人、いませんよねぇ…。

 

この本に乗っている場所のいくつかは、すでにもうなくなっているそうです。

一瞬のきらめきである「珍スポット」、たくさん愛でていきたいものです。