【マニラ・カジノ】オカダマニラとシティーオブドリームスに行ってみた(2017/11/22~26)

フィリピン
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マニラにはカジノがたくさんあるんですね

マニラには、マニラ湾岸エリアに巨大カジノリゾートがいくつも建ち並んでいます。

今回はそのなかでも、オカダマニラとシティオブドリームスに行ってみました。

オカダマニラは、パチンコ機器大手『ユニバーサルエンターテインメント』の創業者である岡田和生さんという方が手がけたもので、2016年12月にオープンしたばかりです。

史上初の、日系企業が経営する大型カジノということで話題になっているようなので行ってみました。

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ここから余談です。

沢木耕太郎の旅行記「深夜特急」で、著者がマカオのカジノでのめりこんで危うく旅費をスってしまいそうになったことでも有名な「大小(3つのサイコロの出目などを当てる)」というゲーム。

この本を読んだことがきっかけで、著者が実際に行ったマカオの「ホテルリスボア」にわたしも行って大小をやって以来、カジノに行くときはよく大小をやります。

ですが、テーブルゲームの主流はバカラで、大小のテーブルはどこのカジノでもあまり多くありません。

オカダマニラはどうかなぁ…と心配しながら行きました。

すると案の定、大小のテーブルはもともと少ないうえに、平日の昼間に行ったせいなのか客入りが少なく、大小は一つしかテーブルが開いていませんでした。

なのでちょっと不満が残ったということもあって、当初は予定していなかったシティオブドリームスにも行ってしまった次第です。

オカダマニラ

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MOA(モールオブアジア)、Parannaque、SM Aura、BINONDO、SM Megamall から無料バスが出てます。

わたしは行きはタクシーで行ったんですが、敷地内に入る前にタクシーのトランクなどがセキュリティの人たちによって調べられました。

マニラのカジノ銃撃 30人以上の遺体発見 – BBCニュース

リゾーツ・ワールド・マニラで銃撃事件が起こり犯人は焼身自殺、という恐ろしい事件が2017年6月に起こったので、セキュリティはより厳しくなったものと思われます。

でもその方がこちらとしても安心ですね。

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車を降りて入り口へ。ここでも荷物のチェックなどがあります。

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ゴージャス!広いエントランスはクリスマスモード一色でした。なんだか独特の装飾です。

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ブランドショップなどのお店は、一応入ってます、って程度でした。店内に客は誰もいません。

一部工事中で開いてないところもあったりして、完成にはまだ時間がかかりそうです。

レストランも、閉まっているところが多かったです。

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噴水に面して飲食店が並んでいます。ここはホットドッグ屋さんやスタバなどのカジュアルなお店が多いようです。

この日は金曜日の昼間でしたが閑散としていました。夜はもっと盛り上がるんでしょうか?

ここへきて、なんだか造りがちょっと安っぽくなったような…。

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かなり大きな噴水の向こうにはなにやら建築中の建物が。外には出られず、館内から窓越しの撮影です。

噴水ショーは毎晩18時から行われるようです。

そして肝心のカジノエリアは撮影禁止なので写真がありませんが……

スロットは2500台というだけあって、ホールのほとんどをスロット台がうめつくしているような印象です。

わたしは大小とルーレットをプレイしましたが、ディーラーがまだ全然仕事に慣れていない人たちが多いようです。

チップやお札を扱う手つきがぎこちなく、客にわたすチップの数を間違えたりするシーンを何度か見かけました。

大小はあまり人気がないようで、テーブルでディーラーとわたしの1対1になることが多かったんですが、そのときに賭けるたびにいちいち話しかけられることが多くてそれもちょっとめんどくさかったです。

でも人によってはフレンドリーな感じで好印象かもですね。

フィリピン人は人なつっこい人が多いような印象ですが、ここでもそれが出てました。

大小のミニマムベット(1ゲームあたりの最低賭け金)は200ペソ(約400円)で、金額的にはプレイしやすかったです。

ここはどのゲームも全体的にミニマムベットが低く設定されているようなので、わたしのような初心者でも気軽に遊ぶにはいいと思います。

ただ個人的には、どのテーブルもけっこうすいているので盛り上がりには欠けるというか、活気が全くないのがちょっと……と思いました。

すいている方が快適でいい、という方にはいいかもしれません。

館内の工事もまだまだ終わりそうにないですし、オカダマニラ、数年後に期待したいところです。

結果的には約1万円ほどプラスでフィニッシュしました。

シティオブドリームス

シティオブドリームスへは、空港、MOA(モールオブアジア)とBINONDOなどから無料バスが出てます。

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シティオブドリームスで撮った写真はこれ1枚だけなんですが…

エントランス部分がこれ。なんだかずいぶん家庭的じゃないですか。オカダマニラとは方向性が違いますね。

結論から言うと、わたしはシティオブドリームスの方が好きでした。

この日は土曜日の夕方。

カジノエリアはたくさんの客で賑わっていてとても活気があります。

わたしの好きな大小のテーブルも4つあってミニマムベットは200ペソ(約400円)でした。

18時からはカジノエリアの中央にある舞台でバンド演奏が始まり、さらに賑わいを増します。

なんとなくオカダマニラよりはいい意味で庶民的というか、雰囲気としてはこちらの方がテーブルに参加しやすいような印象を受けました。

ただ他の方のブログを読むと、最近シティオブドリームスのミニマムベットが上がってきているらしいので、これから行かれる方はチェックが必要かもしれません。

わたしがプレイした大小のミニマムベットは、テーブルが200ペソ、機械の方が100ペソで、気軽にできたのでよかったです。(2017年11月現在)

しかし結果的にはマイナス約1万円。

オカダマニラのプラス分をシティオブドリームスで溶かした結果となりました。

それでも雰囲気的にはシティオブドリームスの方が楽しかったです!

気づいたこと

これまたまるまる余談なので読まなくても大丈夫です。

今回ふたつのカジノに行って気づいたんですが、わたしが好きなのはカジノでもなく大小でもなく、「マカオのリスボアの大小」なんじゃないかと思いました。

リスボアに行ったのはもう数年前のことなので記憶は薄れてきていますが、なんというかあそこの印象はカジノというより「鉄火場」といった感じで、わたしはその方が好きみたいです。

建物は古びていてキッチュで、なのにミニマムベットはけっこう高くて、大小のテーブルがいっぱいあって、ディーラーはみんな大ベテランって感じで、テーブルとテーブルのあいだをずーっとひたすら回遊しているような地元のじーちゃんがいたり、いかにも成金といった感じの中国人がたくさんいるリスボア。

ゴージャスで明るくて健全な雰囲気すら漂わせるカジノよりも、好きなのは鉄火場的なマカオのリスボアだったんだなーってことに思い当たりました。

リスボアのディーラーたちの、もう何万回も言いすぎて飽き飽きだよ、といった風情の「No more bet」をまたいつか聞きに行きたいと思います。

【追記】行ってきました!

【マカオ】ホテルリスボア宿泊記。カジノの世界にどっぷり浸かる。
マカオと言えば『深夜特急』と「ホテルリスボア」 マカオと言えば多くの人にとっては世界遺産とカジノ、というイメージだと思いますが、 わたしにとってマカオは、まずは...
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ジプニーでモールまで行って、そこから無料バスでカジノへ行くと交通費最安ですね。

その他、フィリピンに関する記事。

https://komadakoma.com/entry/2017/11/30/180000

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