セーチェーニ温泉でナンパされる
ハンガリーで一番楽しみにしていたことは、温泉に入ること。
ブダペストで最もメジャーと思われるセーチェーニ温泉に行きます。
アクセスは地下鉄で。
ブダペストの地下鉄は、電気運転の地下鉄としては世界初で、世界遺産にも登録されているらしいです。
車体も古いものが多く、停車時にギギーッと鳴る音もいかにも古い感じ。
路線図は、路線ごとに8色でわかれていて、乗り方はトラムよりわかりやすいです。
わたしは旅行中かなり歩く&計画性がないので、どのタイプのチケットを買うか迷いましたがとりあえず、
回数券10枚つづりで3000フォリント(約1200円)を駅の自動券売機で購入しました。
このチケットで、地下鉄もトラムも乗れます。
セーチェーニへ向かう車両は新しかったです。
乗る前に、切符を検札機に通して刻印することを忘れずに!
ときどき抜き打ちで切符をチェックする人が、出口への階段の前に立ちはだかっていて、切符を持っていても刻印を忘れていると罰金になります!
しかも旅行者は特によくチェックされるような気がします…。
駅から歩いてすぐのところにあります。
天気がわるいのが残念ですが、建物は大きくとても立派です!
入浴料は、ちょっと時間長めのコースで4900フォリント(約1960円)
高いな……。まぁ、しゃあない。
持ってきた水着に着替えていざ温泉へ!
ってか寒っ!!!
外気温10度、水温28度。
これはもう出られない逆に。寒すぎて。ハンガリーの温泉はぬるいとは聞いてましたが、ここまでとは…。
わたしが到着した9時過ぎにはいなかったおっちゃんたち、昼頃になったらいました。
風呂なのになぜ帽子を……。
中はこんな感じで、小さめの湯船というかプールがいくつかと、サウナがあります。
室内なのであったかいし、お湯の温度もこっちの方がだいぶあったかいです。
とは言え、40度あるかな?って感じですが。
ぬるいお湯につかって、完全に出るタイミングを失っていたら、隣にいたハンガリー人のじーちゃんに話しかけられました。
なんと10年近く日本に住んでいたことがあるとのこと。お仕事はジャーナリストらしいです。ひょーかっこい~。
日本語で話そうとして、もう忘れちゃったなぁ、と笑ってます。
小一時間ほど話した末、じーちゃんの家でお昼をごちそうになることに。ま、じーちゃんなら大丈夫だろう。
てことで出口で待ち合わせて、歩いてじーちゃんの家に向かいます。
じーちゃんの家に突撃
結婚して出産を控えた娘さんは、今アメリカにいるのだとか。
奥さんも今は娘さんのところにいるので、じーちゃんはかなり広めの3LDKで期間限定の一人暮らし中。
写真の、カリンカというレモンフレーバーのウォッカをすすめられました。
わたしが1杯飲むあいだに、じーちゃん3杯くらい飲んでます。
ビールもすすめてくれたので、二つ返事でいただきます。
小麦粉と水を超てきとーにこねたものを、超てきとーに少量ずつ鍋にいれて、ショートパスタ?づくり。
手前の鍋では、作り置きのビーツのスープをあっためます。
そしてできあがったのがこちら。
ビーツのスープ。サワークリームを添えて。
肉は豚だったか牛だったか忘れましたが…グヤーシュという名前の料理らしいです。
ぶっかけ飯。って感じですかね?ピクルス豪快すぎ。
じいちゃん自作のチーズケーキとコーヒー。デザートまで用意してくれるとは。
残さず食べて飲んでごちそうさまでした!
さすがジャーナリスト、隣の部屋はたくさんの本、新聞、雑誌でめちゃめちゃ散らかってます。
じーちゃん、一人暮らしで話し相手が欲しかったのかな?
それにしても、会ったばかりの外国人を家に招いてご飯食べさせてくれるってすごい。
旅行中困ったことがあったら連絡しておいで、と名刺もくれました。
やさすぃーーー!!
わたしは海外旅行中に何度かそういうことがあるのですが、海外の人の外国人に対するそういうオープンさにはいつも驚かされます。感謝。
日本では、どっかお店に一緒に行こうってことはあっても、自宅においでってのはなかなかなさそうですよね…。
ブダペストの夜景がすばらしすぎる
ブダペストの夜景は圧巻!
水面に光が映って、これ反則だろっていうきれいさです。
これが国会議事堂っておしゃれすぎ。
普段さほど写真を撮らないわたしでも撮りたくなるほどすばらしい景色でした。
クルーズ船も人気でしょうねこりゃあ。
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