バガンで寺院巡りに疲れたらミンナントゥ村でひと休み

ミャンマー
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 人口600人の小さな村、ミンナントゥ村へ行ってみる

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ほんっっとーーーに数えきれないほどたくさんの仏塔や寺院が広い範囲にぽこぽこと林立しているバガン。

そのなかに、ミンナントゥ村という小さな村があるということを『地球の歩き方』で知りました。

いまでも昔ながらの暮らしが残っており、織物をしているところや葉巻を作っているところを見物できる。冷たい飲み物や軽食が食べられるレストラン、ロンヂーなどの布やアンティークを売っている店もあり、お店に入って村を見物したいといえば、村の人が喜んで案内してくれる。バガン観光のひと休みにちょうどいい。

うーん。

『地球の歩き方』って、たまにこういうとこありますよね。

この書き方じゃあなんとなく『ウルルン滞在記』みたいですけど。

「村人との心あたたまる交流」的な。

村の人が「喜んで案内してくれる」のは、おみやげを買ってほしいからでは……。なんでそのへんちゃんと書かないんだろう。

それとも昔はほんとうに『ウルルン』的な感じだったんでしょうか。

炎天下のなか、仏塔や寺院ばかりをひたすら巡って疲れたということもあり、とりあえずミンナントゥ村に行ってみることにしました。

17歳のかわいい女の子が村を案内してくれた

ミンナントゥ村は、大きな寺院が立ち並ぶエリアからは少し離れた場所にある静かな村です。

とは言え、仏塔や寺院以外のバガンの観光地のひとつにはなっているらしく、わたしたちの他にもツアー客などがちらほらいました。

わたしたちがEバイクで村の入り口につくと、さっそく村人のひとりが近づいてきて「村を案内しよう」と積極的に言ってきます。

うん、やっぱそうなるよね。

とりあえずまずは村のレストランでお昼をとることにしました。

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写真にうつってないところでは、村人と思われる男たちが数人ダラダラとお茶してました。

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ヌードルと焼きそば、これにジュースを2人分たのんで、全部で5000k(約400円)

味はまぁどうということのない味だったので、特におすすめはしません。笑

ニューバガンの方から来る場合は、ニューバガンでお昼をすませた方がおいしいお店はあると思います。

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レストランのすぐ横には機織り機がいくつかあり、カタンカタンとおばちゃんがリズミカルに織っています。

実際にここでロンジーやスカーフなどを織っているのでしょうが、パフォーマンス的な意味合いもあってここで織っているのだと思われます。

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いーとーまきまき。

綿からどんなふうに糸を紡いでいくかを見せてくれます。

こちらも鮮やかな手つき。

横には、ここで作られたというたくさんのロンジーやスカーフが売られていて、女の子たちに買うようにすすめられます。

でも若い女の子たちは「ふつうの村の女の子」といった感じでさほど押しつけがましさもなく、買わなければ買わないで、特に強くすすめられることもなさそうです。

商品については、布を染めるのは他の村でやってもらっているんだとかいろいろと説明してくれます。

わたしはロンジーをどこかで買おうとは思っていたので、せっかくなのでここで買うことにしました。

町なかで売られているものよりはかなりしっかりした生地の刺繍が入ったロンジーを、2500k(約2000円)のものを2000k(約1600円)に値切って購入。

それでもちょっと高いのかな…どうなんでしょう。

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後日、電車にて。クロックスにロンジー。

このロンジーは腰巻みたいな感じで履くんですが、ゴムを通せばスカートとして日本でも履けるかな…と思って買いました。

シルバーのおみやげ屋さんもありましたがそこはお断りして、糸巻きを見せてくれた女の子が村を案内してくれるとのことなので、あとについていきます。

わたしがすでに買い物をしたからかどうかはわかりませんが、あとで特にガイド料やチップなどを要求されるようなことはありませんでした。

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17歳のこの女の子は、学校での勉強と日々の観光客との会話のたまものでしょう、わたしなんかよりもよほど英語が上手でした。

この村の人口はだいたい600人ほどで、村人はみんな農業か大工さんをやっている、などなど、歩きながらいろいろ村のことを教えてくれます。

明るくてとても笑顔のかわいい女の子で、ほっこり。

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梅の収穫時期だったようで、直接地面いっぱいに梅!!

いい香りがただよってきます。

それにしても豪快な干し方。日本とは違って砂糖漬けにするみたいです。

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この白くてこぶのある牛、ミャンマーではよく見かけます。

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糸巻きしてた綿、ちゃんとここにはえてたんですねー。

これがロンジーになるのか…と思うとなんだか不思議な気分。

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ときどきおみやげ屋さんもあります。でも買うように強くすすめられることはありません。みなさんのんびりとしてます。

家の奥では小坊主がテレビを見てたりして、村案内のなかにちらりと住民のリアルな生活がかいま見えます。

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小屋の屋根からつるされたゆりかごの中の赤ちゃんも、すでにバッチリ「タナカ」を塗られているのがかわいいです。

「タナカ」とは、ミャンマーで使われている天然の化粧品で、日焼け止めの効果もあるもの。

このタナカを使った石鹸やクリームなどはおみやげとして人気です。

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これがミャンマーで「タナカ」と呼ばれている木。

これを水とともに砥石のようなものにこすりつけて、でてきたものを顔に塗りつけます。

女の子がわたしにも塗ってくれました。

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そしてわたしが一番興味があったのがこの葉巻たばこ。

ばーちゃんが吸ってるのが渋いです。

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実際のたばこの成分は少しだけしか入っていない、とても軽いたばこなのだと説明しながら、作っているところを見せてくれました。

ばーちゃんが葉っぱに器用にいろいろつめていきます。

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ぎゅっ、ぎゅっ、と強くまきつけて、吸い口をきれいに切りそろえて完成。

おおー、と感心して見ていると、笑って一本くれました。

あとでホテルに帰って吸ってみたところ、たしかにかなり軽い、スカスカした感じの味わいでした。

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これは村の貯水湖なんだとか。

今は乾期なので干上がっていますが、雨季にはここがいっぱいになるそうです。

どんだけ雨が降るんだろう…なんだか想像できません。

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20~30分ほどで村の要所をまわり、もといたレストランに帰ってきて案内は終了。

寺院巡りの、ほどよい息抜きになりました。

村を案内してもらった感想

『地球の歩き方』に書かれているような、完全に村人の好意だけで案内している、というわけではもちろんなく、かと言ってものすごく商売っ気があってうっとおしいということもなく、ほどよい感じでした。

村の特色や魅力をちゃんと村人自身が認識して、うまく観光に役立てている、といった印象です。

数年後にはまた違った形になっているでしょうが……

バガンでずーーーっと寺院ばかりをまわり続けるのもけっこう疲れるので、ミャンマーの人の暮らしに興味がある人は、この村に立ち寄ることをうまく予定に組み込んでみるのもいいんじゃないかと思います。

村を案内してもらうだけなら、30分もあれば大丈夫です。

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