あわら温泉グランドホテル宿泊レポ。混浴あり、昭和感満載のホテルでした

ボートレース三国
当ブログは記事内に広告が含まれている場合があります。

ボートレース三国には何度か行ったことがありますが、今回初めてあわら温泉の温泉街に宿泊。

温泉街からボートレース三国までは徒歩20分と、わたしからしたら全然歩ける距離です。(※当面の間は無料バスが運行していません)

ホテルについて調べていたら、良さげなホテルのほどよいお値段のプランが取れず、かと言って1泊食事付き5万~みたいなプランはちょっと無理だしなぁ……と思っていたら、安いプランで見つかったのがあわら温泉グランドホテル

Googleマップの口コミがかなりいまいちなのが不安だけど、旅行支援もあるしまぁいっか……ってことで、おそるおそる予約して行ってみました。

内装やシステムなど、いろんな点においてかなり昭和感満載だったあわら温泉グランドホテル

調べてみると、男性には魅力的なプランもあるようです。。。

そもそも「あわら温泉」とは

そもそも「あわら温泉」とは、どんな温泉地なのか?Wikipediaによると、

芦原温泉(あわらおんせん)は、福井県あわら市(旧越前国)にある温泉坂井郡芦原町と同金津町が合併してあわら市が発足してからは「あわら温泉」と表記されることもある。福井県屈指の温泉街として「関西奥座敷」と呼ばれ、昔から多くの文人墨客に愛されてきた。温泉療法医がすすめる名湯百選にも選ばれている。

芦原温泉 Wikipedia

ふむ。なるほど。

    

そして宴会ネットによる説明はこちら。

楽しみ方が色々なあわら温泉

田園風景と温泉宿が共存した街「あわら温泉」。その開湯も、一人の農民から始まったとされ、まさに田園の心が根付いた温泉地といえるでしょう。そんな心温まる風景と良質な温泉を味わいながら、コンパニオン宴会も可能です。

(中略)

そして夜になれば、男旅の醍醐味でもある地元福島自慢の、色白で可愛いコンパニオンとの宴会もお愉しみいただけます。キュートで温和な地元の女の子たちが、気持ちいいご奉仕・ご接待をお届けいたします。

あわら温泉 宴会ネット

ふむ……。なるほど。

じゃらんや楽天トラベルなどのふつうの予約サイトでは出てきませんが、宴会ネットなどの専門サイトではコンパニオン付き宿泊プランが予約可能。

ということを、今回あわら温泉について調べていて初めて知りました。

どうやらあわら温泉にあるホテルの多くがそうで、今回わたしが宿泊した「あわら温泉グランドホテル」にも、その手のプランがたくさん用意されてるみたいです。ほえー。

コンパニオンは、ノーマル・ソフト・ハードの3種類があるとか。

それぞれの詳細についてはよくわかりませんが、口コミ評価を見るとけっこう満足度は高いみたいでした。

しかもこれらのプラン、コロナ禍にむしろ需要が高まったらしく、GoToトラベルも適用されていたようで……なんともまぁ。

ただこれらのプラン利用者がいたおかげで、ホテルはなんとかやってこれたのかもしれないですしね……。

  

また、街なかにはあわらミュージック劇場というストリップ劇場も。

温泉街のストリップ、今はかなり絶滅が危惧されている施設だと思いますが、ここはちゃんと生き残っててすごい。

開演は20時から(土曜日は19時)、4,000円で入場できるみたいです。

あわらミュージック劇場

あわら温泉グランドホテル宿泊レポ

あわら温泉グランドホテル には通常プランの予約客と、コンパニオン付きプランの予約客がいるってことですが……

何も知らなければ、ただただザ・昭和のホテルという感じで、実際に家族連れや若いカップル・ご夫婦などもふつうに多かったです。

増改築を繰り返してカオスな館内

あわら温泉グランドホテルは、古さを感じさせないきれいな外観で、かなり大きなホテルでした。

 

老舗感のあるいかにも昔ながらの旅館という入り口で、この手の旅館に泊まることがあまりないわたしとしてはちょっとワクワクしちゃいます。

 

中に入ると、外観の雰囲気と違ってかなり昭和感が色濃く残るロビー。

右手側は喫茶スペースにもなっています。

おみやげコーナーが一応あったものの品ぞろえは寂しく、あまりやる気は感じられませんでした。笑

  

チェックインをすませて自分たちの部屋へ行くべく館内マップを見ると、本館・東館・長生館・湯元館の4つの館に別れており、増改築を繰り返してこんな複雑になったのかな~……という感じ。

各館へ移動するには一度本館を経由する必要があり、食事や入浴の際にはあっちに行ったりこっちに行ったりと、ちょっとめんどうな造りです。

わたしたちは1泊目は食事つき・2泊目は素泊まりにしたところ、1泊目は東館・2泊目は長生館のお部屋になりました。

おそらく宿泊プランごとに、どこの館になるかが決まっているものと思われます。(コンパニオン付きプランがどの館のどのお部屋かは不明。たぶん本館?)

 

本館から東館に移動する廊下が、妙にムーディーだったり。

  

エレベーターの「黄金広場」と「オールナイトダンスホール」に昭和を感じたり。

 

ムダに上がったり下りたりさせられる階段は、おそらく増改築のせいでしょう。

  

一番きれいで新しそうだったのは湯元館で、きれいな読書スペースや卓球スペース(有料)がありました。

部屋

わたしたちは1泊目は食事つき・2泊目は素泊まりで予約。

食事つきプランだと、以下のような広めのお部屋になるみたいです。(12畳)

周りは同じような旅館だらけで窓を開けても全く眺望は良くないですが、部屋としては特に問題なかったです。

ただ部屋のお風呂は古くてシャンプー・リンス・お風呂マットなどもなく、使わせる気ないじゃんって感じでした。笑

まぁ実際使わないからいいんですけど。

写真を撮り忘れてしまいましたが、食事なしプランだとこれよりも狭い部屋になり、部屋の備品などが微妙にランクダウンしていたり、部屋の壁がちょっと薄いような気がしました。

お風呂

お風呂場は館内に全部で7つあっていろいろ楽しめます!というのがホテルの触れ込みでしたが、7つというのは男女合わせて、ということでした。

また、混浴があって女性は入りづらかったり、時間制で男女入れ替えになっていて好きな時間に入れないお風呂があるのが難点です。

なんで混浴があるんだ?と思ってましたが、あわら温泉がどういう温泉街かがわかると納得。

というか、ここにあえて入る一般女性客はいるんでしょうか……?

 

東館の女湯「式部の湯」は広くて天井も高く、窓が少し開けられていることで外の風も入ってきて、かなり快適な温度でした。

お湯が熱すぎないのも個人的には良かったです。平日は貸し切り状態で入れました。

内風呂はだいたい熱気がこもって苦手なんですが、ここはずっと入っていられるくらいちょうどいい温度で満足。

 

また、女性専用の小さな露天風呂もありました。

  

わたしは利用するチャンスがなかったのが残念でしたが、岩盤浴もあり。

 

湯元館の方にある「平安の湯」は、東館の「式部の湯」に比べるとかなり小さなお風呂で、土曜の朝に行ったら脱衣場がいっぱいだったので入るのを断念。

平日と土日の混み具合の差がすごいです。

 

長生館の展望風呂「ひのき」は、夜0時までは男性用・25時から翌日朝までは女性用、という男女入れ替え制。

夜だと何も見えないから朝の方がいい!とツレは言ってましたが、確かに。

ただ女性としても、早朝からチェックアウトまでの短い時間でしか入浴できないので慌ただしく、それはそれでちょっとな……と思ったり。

こちらもこじんまりとしてましたが、開放感はあって良かったです。

でも気になったのが、これだと外から丸見えじゃないですか……?もしくはマジックミラー?マジックミラーであれ。

この日は天気が悪かったので見通しはイマイチでしたが、晴れた日は気持ちよさそうです。

食事

1泊目は、最もリーズナブルな食事つきプランを予約。

コースというよりほぼ一度に提供される感じで、量的には男性なら完食できる量。中年女のわたしにはちょっと多かったです。

そしてメニューと味はめちゃめちゃ普通。お刺身はおいしかったけど。

というかそれ以上に、とある仲居さんの接客のクセがかなり激しくて度肝抜かれました。笑

ある意味おもしろいと言えばおもしろい?けど、正直食事どころじゃないレベルでお客さんにウザ絡みしてて、この旅館はこの人を野放しにしておいていいのか?と疑問に思うほどでした。笑

 

わたしたちは瓶ビールを飲んだあとにワインのボトルも頼んで飲んでたんですが、他のお客さんはほとんど飲まない人ばかりだったようで、食事処はすぐに閑散……。

食べられなかったご飯をおにぎりにして、夜食に持って帰りました。

 

朝食も、ごく普通のメニュー。

温められているのは湯豆腐?と思いきやお味噌汁でした。

  

2泊目は食事なしプランを予約したはずが、連泊したからなのか朝食チケットがもらえて、1階ロビーの喫茶スペースにて洋風朝食。

あまり量を食べる方ではないわたしとしては、朝はこれくらいがちょうど良かったです。

「ゆのまちホルモン」が意外と良かった

食事なしプランで宿泊した日の夕飯は、Googleマップで見て気になったとだやというホルモン屋に行こうと思ってましたが、当日の夕方に電話をすると予約でいっぱいだと断られ。

どーするか……ってことで迷った末に行ってみたのがゆのまちホルモン

ボートレース三国から徒歩15分のところなので、てくてく歩いて行ってみました。

同じ敷地内にイタリア料理店Pasta&Wine 1803温泉5丁目酒場というバーがあり、どうやら同じオーナーさんが経営していらっしゃるみたいです。

そんなに期待せず行ってみた「ゆのまちホルモン」でしたが、これが予想外においしくてコスパも良く大満足でした。

焼き肉屋に行くと必ず注文する厚切り牛タン。

タン元からタン先まで楽しめる一枚肉の状態で来て、ワー!とテンション上がりました。

これでたしか1,300円?くらい。

「すごく新鮮なので中が多少赤い状態でも大丈夫です」と店長さんに言われ、焼き加減を真剣に見ながら食べたらタン先の部分が特に激ウマ!

この値段でこのクオリティはすごすぎです。

その他、じゅんけいと言われる親鶏のお肉(福井県ではおなじみらしい)や、ホルモンなどをいくつか注文。

どれもハーフサイズがあっていろんな種類を注文しやすいし、味のわりには全然値段が高くない。

わたしたちは瓶ビール1本とそれぞれ2杯ずつ飲んでそれなりに食べて、お会計8,000円くらいでした。

ただ、店長さんが1人で営業されているお店なので、混んだときは多少提供が遅くなるかも?

また、片付けが間に合わないと席が空いてても入れない場合がありそうなので、予約して行った方がいいかと思います。

ゆのまちホルモン

  

あわら湯のまち駅前にある小さな屋台村湯けむり横丁のお店は、実際どうなのかなぁと思いながらまだ行ったことありません。

コロナの影響もあってか、閉業してしまっているお店もありました。

でも意外と混んでいるお店もちらほら。

若い人たちはホテルを素泊まりの安いプランにして、このあたりで夕食をとる人が多いのかな。

また、ボートレース三国のすぐ近くにけっこう大きめのスーパーがあるので、そこで買いこんで部屋で食べるっていうのもいいかもしれません。

わたしも焼肉の帰りにスーパーに寄って、部屋飲みセットを調達しました。

さすが永平寺がある福井県。

精進料理からくるものなのか、大豆をお肉に見立てたものや、手作り味噌、ごま豆腐など、植物性の食品が充実してました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました