無観客開催なので江戸川競艇場の対岸、首都高の下からレースを観戦してみた

ボートレース江戸川
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全国のボートレースファンのみなさん。
コロナの影響による無観客開催は「当面のあいだ」継続ということになりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

わたしは先週は、多摩川名物の牛炊を自作して家でテレボートしてたわけですが。

これはこれでメリットもあるし楽しいと言えば楽しい。

でも部屋で1日パソコンのモニターとにらめっこしてんのもしんどくて疲れるし、本場派のわたしとしてはどーにもストレスがたまる……

ということで、「無観客開催」が決まった瞬間からずっと頭の片隅にあった計画を実行に移すことにしました。

それは、江戸川競艇場の対岸からレース観戦計画。

   

前々から気になってたんですよね、本場の対岸からレース観戦している人たちのことや、あちら側から見える景色がどんな感じか。

逆にこんなことでもなければなかなか実行に移せないことなので、ちょうどいい機会!

わざわざ自転車を借りて行ってみることにしました、対岸に。
でもせっかくなんで計画は「江戸川競艇場の外から競争水面が見えるすべての場所を巡る計画」に変更。

こんな休日の過ごし方に喜んでつきあってくれる彼氏に感謝です。

船堀駅前の中央駐輪場で自転車をレンタル

まずいつものように、都営新宿線「船堀駅」に行き自転車を借ります。

南口を出て左方向、横断歩道の先にある大きな建物が「船堀駅中央駐輪場」です。

船堀駅前の「船堀駅中央駐輪場」

いつも江戸川競艇場へ向かうバスが出るバス乗り場とは、反対側になります。

この駐輪場の受付で登録手続きをすると、「eサイクル」というレンタサイクルを利用することができます。

レンタサイクルは定期利用と当日利用とありますが、当日利用の流れは以下の通り。

  1. 住所・氏名などの基本事項と、連絡の取れる電話番号2つ(登録者本人のものと、実家など)を登録
  2. 身分証明書の提示
  3. 登録証の発行(次回から、貸出時にはこの登録証必須)
  4. 自転車を選んでレンタル

自転車の当日利用は24時間制で、普通自転車は210円、電動自転車は340円。

自転車を返却する場所は、指定された11ヶ所の駐輪場ならどこに返しても大丈夫です。

船堀駅前の「船堀駅中央駐輪場」の受付

この日は普通自転車がすべて出払ってしまっているということで、わたしたちは電動自転車をレンタル。

駐輪場に行けば自転車が必ずあるというわけではなく、場合によってはないこともあります。

こればっかりは運ですね…。

江戸川競艇場の水面を場内に入らず見られる場所・2マーク側

それではいざ、自転車に乗って江戸川競艇場へ!

いつもは無料バスで行く道を、しかも無観客開催の日に自転車で行くのはなんか変にわくわくしますね……

まずは事前に地図を見て調べておいた、競艇場近くの公園へと向かいます。

東小松川四丁目第二児童遊園

東小松川四丁目第二児童遊園

すごくこじんまりとした小さな公園です。

心配してたけど、トイレにはちゃんとトイレットペーパーあったし、使用できる程度にはきれいだったのでほっと一安心(笑)

ここに自転車をとめて堤防へ歩いていきます。

堤防の上から見た江戸川競艇場の競争水面

堤防をあがると、久しぶりに見る江戸川の水面が!
そして久しぶりの生のエンジン音!

う~ん、やっぱり生はイイっ!!\(^o^)/

予想していたよりも水面全体がきれいに見渡せたので、一気にテンションあがりました。

堤防の上から見た江戸川競艇場の競争水面とピット

ピット内のようすも丸見えでびっくり!

わたしは一度ペアボート試乗会でピットの中に立ち入らせてもらったことはありますが、外からもこんなにきれいに見えるとは。

堤防の上から見た江戸川競艇場のピット

ボートが吊り上げられて移動するところや、選手たちが出入りするところもよく見えます。

中川の川沿いの道へ降りる階段

ここからさらに下に降りていくと歩道があるので、下へ降りてみます。

中川沿いの遊歩道

階段を降りてすぐの場所は高いフェンスがあるので水面が見えづらいですが、川下の方へ行くとフェンスがなくなるのでそちらの方へ。

中川沿いの遊歩道から見た江戸川競艇場の競争水面

すると、思った以上に選手たちが近い!

この近さは住之江並みかも…(笑)

中川沿いの遊歩道から見た江戸川競艇場の競争水面

江戸川でこの角度から選手たちを眺めるのは新鮮!

というかこの角度は、どの場でもあまり見れないですよね。

中川沿いの遊歩道から見た江戸川競艇場のピット

ピットから出ていく選手たちも見られます。

中川沿いの遊歩道から見た江戸川競艇場の競争水面2マーク

2マークのようすもバッチリ。

ここから1マークはさすがに遠いので展開などはよく見えませんでしたが、普段場内からでは見れないピット内のようすや、いつもと違う角度からの2マークの攻防が見られたのはよかった!

この場所で見るというのも、「これはこれで全然アリじゃん」という感じでした。

江戸川競艇場の水面を場内に入らず見られる場所・1マーク側

2マーク側を堪能したら、次は1マーク側へGO。

クローズしている本場の前を通って移動します。

閉場している江戸川競艇場の入り口

誰もいない場内をしばらくのぞきこむおじさんがいました。

わかる。気持ちはわかるよ。

写真は撮り忘れてしまったんですが、こちら側にも小松川境川親水公園という公園があり、トイレがあります。

そこに自転車をとめて、すぐそばの横断歩道をわたり再び堤防へ。

堤防の上から見た江戸川競艇場の競争水面1マーク側

おお、1マーク側はこんな風になっていたのか。

蒲郡や多摩川など、1マークのさらに奥の方まで行けるつくりになっている場がいくつかありますが、江戸川も行こうと思えば行けたのね。

ということで、また下に降りてみます。

中川沿いの遊歩道から見た江戸川競艇場の競争水面1マーク側

2マーク側と同じように、途中までは高いフェンスが設置されています。

中川沿いの遊歩道から見た江戸川競艇場の競争水面1マーク側

ターンマークから少し離れると、フェンスは無く視界がクリアに。

2マーク側には、酒と大量のつまみをひろげて一人で宴会を開催しているおじさんがいましたが、こちらにはイス持参のおじさんがいました。

中川沿いの遊歩道から見た江戸川競艇場の競争水面1マーク側

ぶおおおおおおと、艇団がこちらへ向かってくるのををターンマークのさらに奥から眺めるのは、いつもと違った臨場感があっていい感じ。

中川沿いの遊歩道から見た江戸川競艇場の競争水面1マーク側
中川沿いの遊歩道から見た江戸川競艇場の競争水面1マーク側

それにしても、まだレースがはじまったばかりの時間なのに対岸にはいつもより多くの人影がちらほらと。

みんな好きねえ。

江戸川競艇場のカモ

鴨ものんびり羽を休めておりました。

江戸川競艇場の水面を場内に入らず見られる場所・対岸

2マーク側・1マーク側ときて、次はいよいよ対岸へ向かいます。

江戸川に来るたびに対岸に座ってレースを見ている人たちが気になっていて、1度は自分も向こう側からレースを見てみたい、って思ってる人はわりといるんじゃないかなぁと思うんですがどうでしょう。

ついにわたしも「対岸の人」になるときがやってきました。

対岸にわたる橋があるのは2マーク側の方。

橋へはスロープを上っても行けますが、エレベーターの方が楽なのでエレベーターに自転車を乗せて行きます。

中川の上の新大橋通り

ついにこの橋をわたるときが………

新大橋通りから見た中川と江戸川競艇場

橋の上から眺めると、さすがに競争水面はやっぱり遠いですね。

江戸川競艇場の対岸、首都高速の下の道路

やってきました、首都高の下。
ここの入り口に「立ち入り禁止」とあったので、「え⁉」と思ったら、バイクと車は入れないよ、ってことみたいでした。

ほっとして、自転車で勢いよく下っていきます。

首都高速の下の道から見た江戸川競艇場と競争水面

おお~、ついに「こちら側」から水面と本場の建物が~~~~~。

ピット丸見えじゃないの~!

首都高速の下の道から見た江戸川競艇場のピットと選手たち

ピットはこちら側を向いているんで、考えてみればそりゃ当たり前に丸見えなんですよねぇ。

本場内にいるときはもちろん全く見えない部分になるので、視点が変わるってほんと新鮮で楽しいです。

首都高速の下の道から見た江戸川競艇場のピットと選手たち

出走前に選手たちが敬礼しますが、そのときの号令の声がこちらまで聞こえてきました。

首都高速の下の道から見た江戸川競艇場のピットと選手たち

なんだろう、なんかみんなが並んでるようすがカワイイです(笑)

首都高速の下の道から見た江戸川競艇場と競争水面

誰もいないスタンドをこちら側から眺める日が来ようとは。

首都高速の下の道から見た江戸川競艇場と競争水面

「水面全体を見渡す」という意味では、本場よりもこちら側の方が視界をさえぎる物がないからよく見えました。

端から端までまるっと見えて気持ちいい~。

首都高速の下の道から見た江戸川競艇場の競争水面1マーク側を、選手たちが旋回するようす

1マークの攻防をこちら側から見るというのは初めてですが、迫力あってなかなかいいです!

みんなが一斉にこっちに向かってくるようすは「おおおっ」となります。

首都高速の下の道から見た江戸川競艇場の競争水面1マーク側を、選手たちが旋回するようす
首都高速の下の道から見た江戸川競艇場の競争水面1マーク側を、選手たちが旋回するようす

江戸川ではよく艇がバウンドしてますが、こうして改めて見ると確かに衝撃と筋肉痛がすごそうですね。

首都高速の下の道から見た江戸川競艇場の競争水面1マーク側を、選手たちが旋回するようす

ボートの写真を撮るのが好きな人は、こっち側から撮るのはわりといいかもですよ。

江戸川競艇場を走る野添選手

カメラをかまえていたら、試走中の野添選手が一瞬ちらりとこちらを見た気がして「どきっ」としちゃいました。

それくらい近くで見れます。

江戸川競艇場の対岸、首都高速の下の道路

ひととおり写真を撮ったところでお昼休憩。

この日はけっこう風も吹いていたので、一日を通して日陰となるこの場所はけっこう寒かったです。

それでも予想していた通り、いつもよりこちらにいる人の数は多く、わたしたちと同じように「無観客開催に耐えきれず来てみた」人がいるのかなぁいるんだろうなぁ、と想像しました。

するとなんと、わたしがTwitterで相互フォローしているフォロワーさんも同じ時間にこの場所にいることが判明!(笑)

考えることは一緒ですね(笑)

わたしたちは買ってきたお弁当と、持参したあったかいお茶を飲みながらのんびりレース観戦。

実況も音楽も何も放送がないので、聞こえてくるのはエンジン音のみでとても静かです。

本場にいるときとは全く違う雰囲気と時間の流れ方に、「これはこれでなんかいいなぁ」とまったりしました。

  

ただ一つだけ問題なのは、こちら側には当然ながらトイレがないこと(笑)

案の定おじさんたちは空き地で立ちションしておられたわけですが、わたしたちは一番最初に自転車をとめた、2マーク側にある公園まで再び自転車を走らせて用を足したのでした。

ちなみに競争水面の反対側はこんな感じ。

道と空き地の向こうに流れているのは荒川、そのはるか向こうにみえるのがスカイツリーです。

江戸川競艇場の外から1日観戦してみた感想

コロナで無観客開催の中、生でレースが観たい、どーにか楽しく過ごしたいっ、という思いで船堀駅でレンタサイクルを借りて本場の外で1日観戦してみました。

首都高速の下の道から見た江戸川競艇場と競争水面

2マーク側・1マーク側・対岸と、すべての場所から見てみましたが、想像していた以上に楽しかった!(笑)

本場内からでは見えない場所や景色が見られたし、無観客開催になっていなければわざわざこんなこともしなかっただろうなぁと思うので、これはこれでいい体験できました。

普段と視点が変わるってだけで、こんなにも新鮮で楽しいんですねぇ。

ボートの写真を撮るのが好きな人にもおすすめです。

  

トイレに関しては、本場側の1マーク側と2マーク側にそれぞれある公園、本場入り口前にあるローソンで。
対岸には用を足す場所はないので注意です。

  

というわけで、江戸川の新たな楽しみ方が見つけられた無観客開催。
思ったより楽しかったので、次回はスタンドにお客さんがいる様子を対岸から見てみたいですね!

    

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