ポルトの市電(路面電車)の乗り方・乗るならやっぱり22番線?

ポルトガル
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ポルトガル第二の都市ポルトではリスボンと同じく、街なかをレトロでかわいい路面電車(トラム)が走っています。

運行されているのは1番、18番、22番の3つの路線。

街の中心部を走っているのは22番なので、一般的には22番が観光客には乗りやすいと思います。わたしはなんとなく1番に乗って海の方まで行ってみました。

 

3つの路線はどこを走る?

所要時間は?

乗り方は?

などなど、レポートしていきたいと思います。

ポルトの公共交通に関しては以下の記事にまとめています。

3つの路線はそれぞれどこを走る?

詳しくはSTCP(市電を運行している会社)の公式サイトにそれぞれ停車駅と時刻表が書いてあるので、そちらも参考に。

ざっくりまとめると、

1番線は、ドン・ルイス1世橋のたもと、サン・フランシスコ教会近くのインファンテという乗り場から、ドウロ川沿いに海の方まで行きます。沿線には市電博物館、ワイン博物館など。所要23分。

18番線は、街の中心から西側に伸びている線で、カルモからマサレロスの間の歴史地区やクリスタル宮庭園の前を通ります。所要18分。

22番線は、クレリゴス教会、サンベント駅周辺など、最も街の中心部を走る循環線で、観光客には乗りやすい線になっています。所要30分。

3路線とも、8:00~21:00頃まで、30分おきに運行しています。

1番線に乗って海まで行ってみた

朝ドウロ川に向かって散歩をしていたらちょうど1番の市電が止まっていたので、なんとなくそのまま乗って海の方まで行ってみることにしました。

車内でチケットを買いました。3.5ユーロ。高い!値段的に、乗るのはほとんど観光客って感じなんですかね?2日券は10ユーロ。

このチケットで、市電博物館の入場が30%オフになります。

メトロやバスで使えるアンダンテというICカードは、市電では使えません。

そう広くない車内は、観光客と思われる人たちですぐにいっぱいになりました。

1番線はドウロ川を左手にして、海の方へとゆっくり走っていきます。

右手側には楽しい街の風景が

左手側には静かに輝くドウロ川と対岸の街並みが。

終点までは23分かかるので、ゆっくりと景色を眺められます。この路線に乗っている人たちは、海の近くの終点まで誰も降りませんでした。

終点のPASSEIO ALEGREで降りて少し歩くと、河口から海へと続く散歩道があって気持ちいい~!公園もあり、犬を連れて散歩している地元の人たちも多いです。

海に突き出たさきっぽのところまで、ひたすら歩いてみました。

地元のおっさんたちが釣りをしてました。

平日の午前中から釣り。みんななんの仕事してる人なんだろ。


なんかでかいの釣れてる!

この魚、市場で見たような気がしますが…なんて魚だろ。

この海の向こうはアメリカか……と思うとなんとも不思議な気分になってきます。

海まで来たからと言って特になにか観光するものがあるというわけでもありませんが、とても気持ちのいい朝の散歩になりました。

近くには海が眺められるカフェもいくつかあります。

時間に余裕があるなら22番線以外もおすすめ

観光のメインである街の中心部を移動するなら、バスもメトロも1.2ユーロなので、それに比べて3.5ユーロもする市電は高い!とは思います。

でもやっぱりこのかわいい車両を見たら1度は乗ってみたくなるはず。

乗りやすい循環線の22番線に乗るのももちろんいいですが、わたしのように用もなく1番線に乗って海の散歩を楽しむってのもアリだと思います。

海からの帰りは、お安いバスに乗って帰りましたけどね。笑

  

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