一人旅は寂しい?自由と出会いがあるから楽しさの方が大きい!

旅のノウハウ
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女で一人旅が好きだと言うと、「怖くない?」「寂しくない?」「一人で行って何が楽しいの?」などと今まで何回も言われてきました。

まぁ、そう言いたくなる気持ちもわからなくはないです。実際怖いときも寂しいときもありますからね。

でも、それを補って余りある魅力が一人旅にはあるんだよぉ!!!

ていうことって、なかなか話しても伝わらないことが多いです。というかむしろ、「へ~、よくやるね」みたいな風に言われて話が終わってしまうことが多い……。

そこで一人旅推進派のわたしが、「一人旅に行ってみたいけど、実際どうなの?やっぱ寂しいんじゃないの?」と旅に出ることをためらっている人のために、一人旅の魅力について語ってみたいと思います。

ちなみに女一人旅の危険回避のための具体策については、以下の記事に書いています。

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一人旅のいいところは「圧倒的自由」と「出会いがあること」

この子たちは今どんな大人になったのかなぁ?

言うまでもなく、「ぜんぶ自分の好きなようにやっていい」っていうのが一人旅の一番のメリットです。

何かをしたいと思ったときに、誰にも相談・了承を得なくていい。

完全に圧倒的に自由!

わたしはたくさんの場所を一人旅した今でもなお、「一人で旅行に行こう」と決めると、目の前の景色がさぁっと広がっていくような、期待と不安の入り混じった高揚感がわきあがってくるのを感じます。

そんな一人旅のいいところを具体的にあげると、

  • スケジュールが全部自分の思い通りになる
  • ホテルや食事、交通手段などを自分の好きなように決められる
  • 他人に気を使わなくていいのでとにかく気楽
  • 一人でいる方が確実に出会いがある

とにかく一人旅のメリットは、「すべて自由」であること!

ここに行く予定だったけどやっぱやめてこっちに行こうとか、疲れたから今日はちょっと休もうとか、節約したいからバスで行きたいとか、誰かと一緒ならなかなか言い出せなかったりすることも、一人だと誰にも気を使わず、全部自分の思い通りです。

 

そして、それと同じくらいわたしが大きなメリットだと思うのは、「出会いがある」こと。

わたしが女性であることも大きく関係していますが、一人旅をしていると、複数人でいるときには絶対にない出会いがあります。

「ミステリーハンターになりたい」と言っていた日本人女性、昔日本でジャーナリストをしていたというハンガリー人男性、自転車の後ろに乗せてくれた画家のスペイン人男性、韓国では独身女性はバカにされるのよ、と怒っていた韓国人女性………

わたしが一人旅をしていたからこそ、いっときの間仲良く話したり一緒にお酒を飲むことになった人たちです。

もしもわたしが友人や恋人と一緒だったら、彼らがわたしに話しかけてくれることはなかったでしょう。

複数人で旅行していると、どうしても仲間内でずっと話すことになるので、現地に暮らす人や、同じ旅行者との出会いってなかなか生まれないんですよね。

「自由、かつ出会いがある」

というのが、一人旅の大きな大きな魅力です。

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一人旅のわるいところは「シェアできない」こと

サボテンの実はおいしかったです。

とは言え、一人旅はいいことばかりではありません。もちろんデメリットもあります。

一人旅をすることをためらう人は、このデメリットの方が気になってしまってるんですよねきっと。

わたしが感じた一人旅のデメリットは、

  • 複数人で行くより旅の予算がかかる
  • 感動を分かち合える人がいない
  • 食事のときにシェアできないので、いろんなものが食べられない
  • 場所や状況によっては寂しく不安になることがある

自分で書いておいて思いましたが、確かにこれらはなかなかのデメリットかも(笑)

まず宿泊費については、海外だと人数ではなく一部屋あたりの値段になるので、一人よりも二人で部屋をシェアして宿泊した方が安上がりになります。

一人だと、絶景を見ても「すごいねーーー!」と口に出して感動を分かち合えないのが寂しい。

食事のときも一人なのでシェアできず、いろんなものを少しずつ食べる、ということができません。そしておいしくても黙々と食べるしかなくて寂しい(笑)

要するにこれらはすべて、「シェアできないこと」からくるデメリットです。

当たり前だけど、何をしても一人(笑)

食事のときだけは、「誰かもう一人いたらなぁ…!!!」と強く思います。

そして、寂しかったり不安だったりする気持ちがまったくのゼロ、なんて人はいません。それに「慣れた人」ってのはいるでしょうけどね。

 

わたしが最も寂しさを感じたのは、初めての海外一人旅となるインドのカジュラホというところで体調を崩し、一日ホテルの部屋で寝込んでいたときでした。

一人で一日中ぐったりとしながらホテルの天井を眺めていると、寂しいというかもはや「何やってんだろわたし……」という虚しさと、わたしの体大丈夫なんかい……という不安に襲われました。やっぱり体がやられるとメンタルもやられます(笑)旅先で一人だとなおさらです。

つらさや不安を誰かと「シェアできない」という状況がますますつらい。

と思っていたこのとき、カジュラホへ向かう途中に知り合った日本人男性が、部屋にポカリとバナナを差し入れてくれたときは、神かと思いました。

今思えば、「一人旅の寂しさ・不安と、一人旅だからこその出会い」をいっぺんに味わった出来事でした。

 

一人旅は、シェアできなくて寂しい。

これは確かに大きなデメリットです。

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「自分一人で時間を潰すことができる能力を『教養』と呼ぶのである」by中島らも

一人旅は、確かに寂しいときも不安になることもあります。

というか、寂しさや不安と共に旅をしていると言った方が正しいです。

移動中やホテルに帰ってからなど、一人で過ごす時間が増えるので、考え事をしたり調べ物をしたりする時間も必然的に長くなります。

でもそのときに、もし複数人で旅行をしていたら絶対に考えなかっただろうこととか、思い出さなかっただろうことが頭をよぎるということはよくあって、それは一人旅ならではの体験です。

「一人で寂しい」と感じている状態は、べつに悪いものじゃありません。一人で静かにあれこれ思いをめぐらせたりできるのも、一人旅の良さ。

「 自分一人で時間を潰すことができる能力を『教養』と呼ぶのである」とは、作家の中島らもさんの名言です。

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一人旅をすると強くなる

一人旅をすると強くなります。

「何でも一人で全部決められる」という自由はつまり、「何でも一人で全部対処しなければならない」という不安

このことと向き合った人は、旅に出る前よりちょっとだけ強くなっていると思います。

わたしは13年前に初めての海外一人旅でインドに行ったときに、初めてこのことを体感し、

「おおお、一人旅ってそういうことなのね…!」となったときの衝撃は、一生忘れません(笑)

不安でさみしくて、でも同時にわくわくして。

知らない土地で、自分一人ですべてを決断して旅を続けていくのは大変だけど、旅行に必要な能力(調査力・判断力・行動力)やメンタルは確実に鍛えられます。

そしてそれらは、日常生活においても大事なもの。

自分で道を切り開いていく感覚が味わえるのは、一人旅ならではです。

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スマホのおかげでものすごく旅行は楽になった!けど……

こんなこと言い出したらほんとにおばさんになった証拠だと思うんですが、

「今はいいわよ~昔はスマホなんてなかったからほんと大変だったのよぉ~~~!!!」

と、若い子たちには言いたい(笑)

わたしが初めて海外旅行に一人で行ったときはスマホなんてもちろんなく、今思うと「よくそんなんで旅してたな⁉」と驚くことばかりです。

昔は今みたいに、ホテルの部屋に寝っ転がってネットで次のホテルやバスを予約~なんてことができなかったので、現地についてから歩き回ってホテルを探したり、ネットカフェに行ったり、バス会社にいちいち出向いてチケットをとったりしていました。

スマホの誕生で、旅はなんと楽で快適になったことか!!!

でもさみしいことにスマホを使うようになってから、一人旅をしているときの出会いは減ったんじゃないかなぁと感じています。

昔はわからないことがあれば、誰かに聞いたり助けてもらったり、否応なく他人との交流が生まれていたのが、今はスマホで調べればたいがいのことはわかるし、一人でなんとかなってしまうので……。

おばさんとしてはそれが少しさみしい気もしますが、でも確実にスマホによって旅のハードルが大きく下がったのはいいことです。

スマホを便利に使って、そして時にはスマホから離れて、現地の空気感をめいっぱい楽しみたいですね。

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【結論】一度は一人旅に出かけてみてほしい

うーん、なんだか、わたしが感じている一人旅の魅力がうまく伝えられていない気がしますが……(汗)

要するに、寂しさをはるかに上回る楽しさが一人旅にはある!ってことです!

とりあえず誰しも、人生一度は一人旅に出かけてみてほしいなぁと思っています。誰かと一緒のときとは全く別モノの旅行体験がそこにあるので。

インドでも日本の温泉地でもどこでも、「一人で行く」というただそれだけで、違う景色が見えますよ~!

 

最後に、わたしの好きな旅行本をいくつか紹介して終わりにしたいと思います。

言わずと知れた、バックパッカーのバイブル的存在となっている本。わたしは20代の頃に初めて読んで、シビレました。

インターネットもない時代、乗り合いバスのみでユーラシア大陸を横断すると決めた著者の、一年以上にわたる一人旅の旅行記です。

わたしはこの本の影響で、著者が行ったマカオの「カジノリスボア」に行って「大小(タイスウ)」という博打もやったし、ポルトガルにある、ユーラシア大陸最西端となる「ロカ岬」にも行ってきました。

わたしと同じように、この本に影響を受けた旅行者ってかなりいるんじゃないでしょうか。

常に、フラットに誠実に物事を見ようとする著者のまなざしはすごく信頼できて、ぐいぐい引き込まれます。

今もときどき、ふと思い出したときに読み返す一冊です。

著者の高野秀行さん、とにかくのこの人の旅は、幻の動物を探しに行ったりアヘンを栽培している地域に潜入して自分もアヘン中毒になってしまったりと、どれもぶっとんでて本当に面白いです(笑)

本書は、中国を出発してミャンマーを通り、インドへと続く「もうひとつのシルクロード」をたどる旅を描いたもの。

雨のジャングルの中を反政府ゲリラに助けられたりしながら進んでいく様子を見ていると、「男はいいなぁ」と思わざるをえません。

わたしも男だったらこの人みたいにもっとはちゃめちゃな旅してみたい!

ミャンマー納豆についてのイベントで、実際に高野秀行さんにお会いしたことがあるんですが、とてもこんな過酷な旅を続けているような方とは思えない、小柄で華奢な体だったので驚きました。

数々の危険地帯を旅している高野さんに、「旅行のときのお財布ってどんなのを使ってますか?」と聞いたら、

「え?いやべつに……ふつうのですよ。ほんとにふつうの……」

と、ほんとに全くこだわりがなさそうだったのがちょっと意外でおかしかったです(笑)

下川裕治さんも、わたしが信頼している旅行作家さんの一人。現在はもう60歳を超えていらっしゃるというのに、鉄道の固いベッドに身を横たえながら旅を続けるというタフさは本当にすごいと思います。 わたしは60歳を過ぎたときに同じ旅ができるかと言うと、自信ないですもんね。

下川さんの文章は、わりと旅行記にありがちなセンチメンタルさも全くなく、淡々と旅の様子が書かれているところが好きだし信頼できます。

旅がグンと楽になる7つの極意 (わたしの旅ブックス 2) [ 下川 裕治 ]や、僕はLCCでこんなふうに旅をする (文庫) [ 下川裕治 ]など、旅のノウハウ的な本も書かれているので、これから旅に出る人は参考にしてみるといいかもしれません。

こちらは本を紹介、というよりはただ、「タモさんってすごいよね」って話なんですが……

「ブラタモリ」を観たことがあるという人ならわかると思うんですが、タモさんの街歩きの楽しみ方ってすごすぎですよね。

本書はその「ブラタモリ」の放送内容にさまざまなエピソードや写真も加えて、街歩きに便利な地図なども収録した一冊です。

旺盛な好奇心と、歴史や地理、地質などに関する深い知識で、ふつうの人なら目をとめないような物を見つけて楽しむタモさんを見ていると、「勉強は人生を豊かにする」ということがよくわかります。

先にあげた中島らもの名言「 自分一人で時間を潰すことができる能力を『教養』と呼ぶのである」

とは、まさにタモさんのことですね。

長年「笑っていいとも!」に出演し続けたせいで、旅行はほとんど行けなかったというタモさんですが、「好奇心と知識があれば、ひとりでもどんな場所でも楽しめる」ということを見せてくれるタモさんは、現在わたしの憧れの「旅人」です。

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