【桐生観光】わたらせ渓谷鐵道「一日フリーきっぷ」で足尾銅山・レストラン清流・高津戸峡へ

ボートレース桐生
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もう何回目かわからないほど桐生に来てますが……今回はようやくわたらせ渓谷鐵道に乗車!

森高千里も歌っていた「渡良瀬川」
その渡良瀬川沿いに走っているのがわたらせ渓谷鐵道で、のどかな山の風景が楽しめます。

こういう観光列車ってちょっとテンションあがりますよね。

  

というわけで、今回はわたしたちがわたらせ渓谷鐵道の「一日フリーきっぷ」を使って観光したルートを紹介します。

ちなみに、これらの観光を終えてボートレース桐生には6Rくらいに行くことができました!

わたらせ渓谷鐵道の乗り方。「一日フリーきっぷ」を使って観光

わたしはわたらせ渓谷鐵道の「一日フリーきっぷ」を使って、3つの駅で下車・観光をしました。

わたらせ渓谷鐵道に乗るときのポイントについてまとめていきます。

わたらせ渓谷鐵道とは?

わたらせ渓谷鐵道、略して「わ鐵」は、渡良瀬川沿いに「桐生⇔間藤」間を走る列車。

わたらせ渓谷鐵道株式会社公式サイトより引用

駅は全部で17、始発駅の桐生から、終点の間藤までは片道約1時間半の道のりです。

沿線の豊かな自然の景色や、途中下車して温泉・峡谷・足尾銅山など、いろんな観光が楽しめる路線となっています。

わたらせ渓谷鐵道を走る列車について

わたらせ渓谷鐵道の列車には、ざっくりわけると以下の2つのタイプがあります。

  • ふつうの列車
  • トロッコ列車(トロッコわたらせ渓谷号・トロッコわっしー号)

トロッコ列車はふつうの列車より本数が少なく、毎日運転しているわけではないので事前に時刻表をチェック!(トロッコ列車について

また、トロッコ列車に乗るには乗車券とは別にトロッコ整理券(大人520円・小児260円)が必要です。  

    

わたしが乗ったのは普通タイプの列車。

わたらせ渓谷鐵道の普通列車

えんじ色の車体が渋くて、旅情を誘う感じでステキ。

  

車内は赤色のシートでこれまたいい感じです。

シートの配置や色は、列車によって違うみたいですね。

わたらせ渓谷鐵道の普通列車の車内

この日は日曜日だったので、最終的に車内は満席になりました。

   

そして足尾銅山のある「通洞駅」で見かけたトロッコ列車がこちら。 

「トロッコわたらせ渓谷号」です。

わたらせ渓谷鐵道のトロッコわたらせ渓谷号

この「トロッコわたらせ渓谷号」と、もうひとつのトロッコ列車「トロッコわっしー号」には、自由席と指定席があります。 

  • 窓ガラスのついた普通客車(自由席)
  • 窓ガラスのないトロッコ車両(指定席)

   

普通客車の方にはテーブルがなく、指定席のトロッコ車両(↓)の方にはテーブルがあるので飲食がしやすそう。

ここに座ったら飲んじゃいますね、ビール。

わたらせ渓谷鐵道のトロッコわたらせ渓谷号

冬季はこのトロッコ車両にもさすがに窓がつくみたいです。

  

ちなみに、車両の左右どちら側に座った方が景色が楽しめるか?というと、

  • 足尾方面に向かう列車は、大間々駅~神戸(ごうど)駅までが進行方向右側に渡良瀬川
  • 神戸(ごうど)駅~沢入(そうり)駅は長いトンネルで、沢入駅からは左側に渡良瀬川
  • 大間々方面に向かう列車は、その逆

となっています。

わたらせ渓谷鐵道の車窓からの眺め

紅葉にはちょっと早かったみたいです。

わたらせ渓谷鐵道の運賃

わたらせ渓谷鉄道の運賃は、ふつうの列車とトロッコ列車とで違うので注意。

トロッコ列車に乗る場合は、乗車券とは別にトロッコ整理券(大人520円・小児260円)が必要になります。

トロッコ列車の「普通客車」に乗る場合でも、トロッコ整理券は必要なので気をつけてください。

  

また、「一日フリーきっぷ」(大人1,880円)もあります。

例えば桐生駅から足尾銅山のある「通洞駅」まで行く場合、普通に行って帰ってくるだけでもこの「一日フリーきっぷ」を買ったほうがお得。

この「一日フリーきっぷ」にトロッコ整理券を合わせて、トロッコ列車に乗ることもできます。

わたらせ渓谷鐵道の運賃表

わたらせ渓谷鐵道の時刻表  

わたらせ渓谷鐵道はだいたい1時間に1~2本は走ってる感じですが、時期によって本数が変わるので事前にチェックが必要です。

冬季は本数が少なくなります。

わたらせ渓谷鐵道の時刻表

昭和で時が止まっているかのような足尾銅山

というわけで、わたしは「一日フリーきっぷ」を使って、「桐生⇒足尾銅山(通洞駅)⇒レストラン清流(神戸駅)⇒高津戸峡(大間々駅)⇒下新田」というルートで観光したので、ひとつずつ紹介していきたいと思います!(^^)/

  

足尾銅山があるのは「足尾駅」ではなく、こちら「通洞(つうどう)駅」

わたらせ渓谷鐵道の通洞駅の駅舎

なんとも、のどか~な駅。

お昼前に着いたので、まだ人は全然いませんでした。

   

駅から5分ほど歩いたところに、足尾銅山の入り口があります。

足尾銅山の入り口

コロナ対策として、まずはここで代表者の名前と連絡先などを聞かれました。

  

入坑券は大人830円。

本来は入坑券を買ったその場所からトロッコに乗って、通洞と言われる掘削した道の中へと入っていくんですが、こちらもコロナの影響で密を避けるために、乗り場がちょっと先の方に変更になっていました。

足尾銅山のトロッコ

トロッコに乗っている時間はほんの2、3分ほど。

 

通洞に到着すると、あとは歩いて見学していきます。

足尾銅山の通洞内の見学順路

全長700mあるという見学順路。
中はひんやりとしていて、足元も壁も全体的に濡れて湿ってます。

 

「この先、1200キロ以上の坑道が続きます」とありますが……

足尾銅山の通洞内の見学順路

1200キロってそんなサラッと言うことじゃないよね⁉(笑)

昔の人の苦労がしのばれますね。 

  

そして通路には、いたるところに作業中のリアルな人形が。

足尾銅山の通洞内に展示されている人形

暗いところでいきなり遭遇するとちょっとぎょっとするので、心の準備をして行ったほうがいいですね。。。

  

人形によっては、スイッチを押すとしゃべったり動いたりするものがあるので、ぜひ押してみてください。

足尾銅山の通洞内に展示されている人形

こんな感じで一日中暗いところで作業してたと思うと、かなり大変ですね~。
気が滅入りそう。

   

サクサク歩いているとあっという間に見学は終わってしまうと思います。

足尾銅山の通洞内のようす

わたしたちはけっこう細かいところもじっくり見てまわったので、30~40分くらいはかかったかな?

 

トンネルを出ると、足尾銅山の歴史や銅の採掘に関する説明がある資料館などがありました。

足尾銅山内にある資料館

こういうところって若い時は素通りしがちでしたが、歳とるとけっこうじっくり見ちゃいますね(笑)

そして仕上げはお土産屋さん。

足尾銅山のお土産屋

これまたなんとも昭和のお土産屋。
銅製品やお菓子なんかを売ってます。

お店のおばちゃんたちはけっこうヤル気がある人が多くて、セールストークでガンガン話しかけられました(笑)

一日にどれくらい売れるんかな……。

 

お土産は買わず、出口に向かうとまたまたド昭和な「レストハウス足尾ヒロⅡ世」

足尾銅山内にある「レストハウス足尾ヒロⅡ世」の外観

「昭和レトロ」とかじゃなくて、「ガチの昭和」ですねこれは。

わたし一人だったら、このあとの「レストラン清流」に行く予定を変更してここでナポリタンを食べるところでしたが……

彼氏は気がすすまないようだったので断念。

まぼろしのナポリタンとなりました。

足尾銅山

  • 【住所】〒321-1514 栃木県日光市足尾町通洞9-2
  • 【営業時間】9:00~17:00 無休
  • 【料金】大人830円・小中学生410円
  • 【TEL】0288-93-3240  (足尾銅山観光管理事務所)

列車の車両がレストランに!「レストラン清流」で「舞茸ごはん定食」と「やまと豚弁当」

足尾銅山をあとにして桐生行きの列車に乗って戻り、「レストラン清流」のある神戸駅へ。

この駅名は「こうべ」ではなく「ごうど」

駅の構内に、列車の車両を使ったレストランがあります。

わたらせ渓谷鐵道の「列車のレストラン清流」の外観

  

レストランに入ったら、まずは券売機で食券を購入。

「列車のレストラン清流」の食券販売機

メニューは、持ち帰りできるお弁当の他、レストラン内で食べられるうどん・そば・定食など。
お酒も飲めるし、ご飯ものだけでなくツマミもあり。

そしてケーキセットもありますね。

  

食券をカウンターに持っていて、注文の品を受け取ります。

「列車のレストラン清流」の店内のようす

レストラン内には、ちょっとしたお菓子屋お土産なども売ってました。

  

列車の車両内の好きな席についてゆっくりご飯。

「列車のレストラン清流」の車内のようす

お昼どきでもそこまで混雑しておらず提供スピードも速かったので、心配していた次の電車の時間も余裕でした。 

  

彼氏は「舞茸ご飯定食」(1,250円)

「列車のレストラン清流」の舞茸ご飯定食(1,250円)

大きな舞茸の天ぷらはかなり食べ応えアリ!
一人で食べるにはけっこうなボリュームでおいしかったです。

 

わたしは「やまと豚弁当・味噌汁付き」(1,200円)

「列車のレストラン清流」の「やまと豚弁当」(1,100円)

こちらはお弁当なので、もちろん持って帰ることもできます。
お弁当単体の値段は1,100円

  

大きな「やまと豚」の上にしょうゆベースのタレがたっぷりかかっていて、さっぱりとした味でおいしいです。

「列車のレストラン清流」の「やまと豚弁当」

でも男性はこれだけだとちょっとボリューム的に物足りないかもですね。

 

この量で1,100円はちょっと高いな~と思いますが、このお弁当には手ぬぐいがオマケでついてきます。

「列車のレストラン清流」の「やまと豚弁当」を買うともらえる手拭い

この手ぬぐいが欲しい!という人ならいいかも、という感じです。

   

「レストラン清流」がある反対側の構内には売店があり、おまんじゅうや山椒味噌など、いろんなお土産ものが売ってました。

わたらせ渓谷鐵道・神戸駅の駅舎内の売店

旅番組で太川陽介さんもここに来たことがあるみたいですね。

 

味のある駅舎でした。(わ鐵の駅舎はだいたいどこも味がありますが)

わたらせ渓谷鐵道・神戸駅の駅舎

列車のレストラン清流

  • 列車のレストラン清流
  • 【営業時間】午前11時~午後4時30分まで
  • 【定休日】4月~11月は無休・12月~3月は月曜定休(ただし月曜日が休日の場合は翌日)
  • 【TEL】0277-97-3681

渡良瀬川の美しい景色が楽しめる「高津戸峡」

足尾銅山⇒レストラン清流と来て、最後は景色が楽しめる「高津戸峡」へ。

大間々(おおまま)という駅を降りて5分ほど歩くと、渓谷にかかる二つの橋(はねたき橋・高津戸橋)があり、その下が遊歩道になっています。

高津戸峡の遊歩道の看板

  

わたしたちは、白色の「はねたき橋」の方から歩いていきました。

高津戸峡のはねたき橋

 

橋の上からの眺めは最高!

高津戸峡のはねたき橋の上からの景色

駅から徒歩5分でこんな景色が観られるなんてすごいですね。

  

下に降りる遊歩道があり、ずっと歩いていくともうひとつの橋「高津戸橋」まで行けます。
所要時間は全体で30分~40分ほど

高津戸峡の遊歩道

けっこうアップダウンがある道できついですね~。

   

下から「はねたき橋」を見上げられます。

高津戸峡の遊歩道を下りた川辺から見えるはねたき橋

  

そして、赤色の「高津戸橋」へ。

高津戸峡の遊歩道からみえる高津戸橋

 

「高津戸橋」からの眺めももちろん最高。

高津戸峡の高津戸橋から見える景色

これら二つの橋をまわって30~40分と、散策としてはちょうどいい時間です。

次の電車の時間にもちょうどよく間に合う感じでした。

高津戸峡

わたらせ渓谷鐵道に乗ってみた感想

以上、わたしたちが観光した「足尾銅山」「レストラン清流」「高津戸橋」の紹介でした。

 

「わたらせ渓谷鐵道」というとなんだかすごい山奥を走っていくようなイメージでしたが、線路沿いにはずっと民家が見えたりしていたのがちょっと意外な感じ。

今回わたしたちが乗ったのは普通タイプの列車で、11月のはじめでも窓を開けるとけっこう冷たい風が入ってきて寒かったです。

窓のないトロッコ列車のトロッコ車両に乗る場合は、季節や服装に注意したほうがいいですね。

車窓からの景色、駅舎、駅の周辺、すべてがのどかな感じでよかったです。

    

そしてこれだけ観光してからだと、下新田駅で下車してボートレース桐生に到着するのは6Rくらいになりました。

 

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