【丸亀観光】丸亀港から本島へフェリーで約30分。レンタサイクルで本島一周してみた

旅打ち競艇◎目指せ24場踏破+韓国競艇(ミサリ競艇場)
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丸亀競艇場に旅打ち行くぞ~!
と決めたのはいいんですが、丸亀はナイター。

ナイターの場に旅打ちに行くときって、午前中から昼過ぎまでの、レース前の中途半端な時間をどう過ごそう?っていう問題があっていつも悩むんですよね。

そこで今回思いついたのは、丸亀の北側、瀬戸内海に浮かぶ本島(ほんじま)という島に行ってみよう!というプラン。

瀬戸内国際芸術祭に行ったことのある人はご存知でしょうが、わたしは今回初めてこの島の存在を知りました。

香川と岡山のちょうど中間あたりのところに位置している、赤丸で囲った部分が「本島」です。

  

丸亀港から片道35分で行けて、さほど大きな島でもないので午前中だけでもじゅうぶん観光可能
丸亀⇔本島の往復便は1日8便で、時間的にも問題なし。

というわけで、本島に行ってレンタサイクルで島を一周してみたので、そのようすをレポートしたいと思います。

観光客の少ない冬(特に平日)は営業していないところも多いので、やっぱり行くなら春~秋にかけてがよさそうですね。
それでも楽しかったけど(^^)

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丸亀港から本島ヘのフェリーは一日往復8便、大人は往復1070円

丸亀から本島へは、「丸亀港フェリーターミナル」からフェリーが出ています。

JR予讃線・丸亀駅からは歩いて7分ほどのところ。
丸亀駅から歩いていった場合、途中で高架下を通ります。

丸亀港フェリーターミナルの外観

丸亀港フェリーターミナルに到着。
2月の平日ということで、観光客はわたしたちの他にはほとんどいない感じ?でした。

丸亀港フェリーターミナルの窓口

丸亀⇔本島のフェリー便は1日4便旅客船便も1日4便の計8便

旅客船便の場合は、車両は乗船できないので注意です。
料金は、大人は往復割引で1人1070円
本島汽船公式HP

   

わたしたちは午後から丸亀競艇場に向かう予定のため、行きは7:40で帰りは12:35の便にしました。

チケットはこの窓口で購入。
出発時間のけっこう直前にならないと窓口が開かなくて、ちょっと焦ります(笑)

丸亀港フェリーターミナルの待合室

待合室の中にいるのは、みなさんお仕事の人たちのようですね。

丸亀港フェリーターミナルから本島へ行くフェリー

フェリー乗り場は、チケットを購入した建物の真裏にあります。
予想していたよりも、大きくてきれいなフェリー。

丸亀港フェリーターミナルから本島へ行くフェリーの乗船口

スタッフの人にチケットを見せて、乗船です。

丸亀港から本島へ35分間のクルーズ。瀬戸大橋の全景も観れます

丸亀港から本島までかかる時間はフェリー便だと35分旅客船だと20分

短すぎず長すぎず、海上の景色を楽しむにはちょうどいい時間かなぁと思います。

丸亀港フェリーターミナルから本島へ行くフェリーの船内

船内はきれいで、テレビや自販機もあります。

丸亀港フェリーターミナルから本島へ行くフェリーのデッキから見える丸亀競艇場と飯野山

丸亀港を出発すると、讃岐富士とも呼ばれている飯野山と、丸亀競艇場のコンビに朝日が輝いてきれい~!

早起きはツライけど、旅行中はやっぱ早起きするといいことありますね。

丸亀港フェリーターミナルから本島へ行くフェリーから見える瀬戸大橋

写真はちょっとかすんでしまってますが……瀬戸大橋の全景も観られて気持ちいい。

本島の船着き場

あっという間に35分、本島に到着しました。

橋をわたって左手に見える緑の屋根の建物は船の待合所で、レンタサイクルはここで借りられます。

本島についたらまず自転車を借りよう

本島では見どころがぽつぽつと離れて点在しているので、徒歩だけで観光するのはちょっと無理があります。

例えば、港から歩いて、本島のメジャー観光スポットである「笠島まちなみ保存地区」へは徒歩だと22分。
そこに行くだけで往復40分以上となってしまい、けっこう大変です。

なので、下船したらすぐにレンタサイクルを借りに「本島汽船待合所」へ。

本島汽船待合所の、「レンタサイクル申込書」が置いてある入り口

建物の入り口に「レンタサイクル申込書」と書かれた用紙が置かれているので、そこで記入してから中の受付に持っていって手続きをします。

営業時間は、 7:00~17:50 無休
値段は、普通の自転車が500円、電動自転車が1500円
でした。

本島汽船待合所のレンタサイクル

待合室内に置かれている自転車から、好きなものを選びます。
わたしたちはもちろんケチって、500円の普通の自転車を選択。

島を一周するとかじゃなく、港周辺の観光スポットをめぐるだけなら平らな道なので、電動じゃなくても全然大丈夫です。

わたしたちは普通の自転車で本島の外周をまわったので、けっこうキツかった……という話はこのあとにします(笑)

本島にある数少ない喫茶店のひとつ「茶房伊達」で300円モーニング

わたしたちが宿泊していた丸亀のホテルは素泊まりにしていたので、朝食どうしよう?と思って調べたら、丸亀駅周辺では早朝から営業しているお店が意外と無いんですね。

じゃあ本島の方にないかな?ということでググってみると、「茶房伊達」というなんだかシブいお店がヒット。

コンビニ飯ってのも嫌だし、とりあえずここ行ってみよう、ってことで行ってみました。

本島を自転車で走るようす

車も人も、だ~れもいない道を久しぶりの自転車に乗ってふらふらと走ること数分。

本島にある喫茶店「茶房伊達」の外観

「茶房伊達」に到着。

本島にある飲食店は観光客向けのところがほとんどのようなんですが、わたしたちが行ったのは観光客の少ない2月の、しかも平日。

他の飲食店はどこも営業していませんでした(笑)

その中でも「茶房伊達」はなんと、毎日早朝6:00から営業されているお店ということで、助かりました~。

本島にある喫茶店「茶房伊達」の店内の様子

中に入ってみると、マスターが一人でやられているなんともシブいお店。
先客に、地元のおばちゃん2人がいらっしゃいました。

おばちゃんが座っているテーブルの上に、箱に入った大量の折り鶴が並べられていたので「なんだろ?」と思っていると、

「バレンタインのチョコレート」と言って、見ず知らずのわたしたちにおばちゃんからプレゼント!

この折り鶴の中にチョコレートが入っているとのことで、すげ~!かわいい~!そしてなんかうれし~~~!

いきなり島の人の人柄にふれてほっこりしました。

本島にある喫茶店「茶房伊達」のモーニング(300円)

そして注文したモーニングは、これでなんと300円…!
安っ!

4枚切り?のぶ厚い食パンがおいしくて元気がでます。
これでがんばって島を一周するぞー!

普通の自転車で本島をぐるっと一周!はなかなかハード

無事朝食を食べたわたしたちは再びチャリにまたがり、島の外周をまわるべくこぎだしました。

本島の長徳寺

なにやら立派なお寺「長徳寺」を発見したので立ち寄り。

本島の長徳寺にある香川の保存木「モッコク」

お寺には、なんと樹齢450年余というモッコクの木がありました。
「香川の保存木」に指定されているそうです。

お寺見学はサクッと終了し、またチャリにまたがります。
このあと、しばらく上り坂……

本島の「幸せの鐘」

恋人たちのための新名所にしたいっぽい、「幸せの鐘」が突如出現しました。
向こうに瀬戸大橋が見えて、たしかにいい景色ではありますね~。

ひたすら海沿いの道をどんどん進んでいきます。

本島の「笠島まちなみ保存地区」のようす

「笠島まちなみ保存地区」に到着。

「塩飽(しわく)大工」と呼ばれる名工たちが手がけた、江戸末期から昭和初期の伝統的な町屋建築が軒を連ねる地区で、エリア的にはそんなに広くありません。

そして2月の平日の午前中……だ~れもいませんでした(笑)

本島の「笠島まちなみ保存地区」のようす

ほんとに誰もいない……そしてどこも開いてない(笑)

本島の「笠島まちなみ保存地区」の建物の壁

真っ黒な壁の建物も多く、触ってみると指が真っ黒に。
木をいぶすことで、防腐や防虫効果があるってことなんですかね?

本島の「笠島まちなみ保存地区」にある「吉田邸」の外観

保存地区内にある、伊藤若冲の墨画が展示されているという築100年の建物「吉田邸」

塩飽(しわく)大工による美しい創りと、「なんでも鑑定団で驚きの高額」の評価を得た伊藤若冲の絵が観れる!!

とのふれこみなんですが……この日は閉館していました。
観光客の少ない冬期の平日は、どこも営業してないんですね……(笑)

本島の「笠島まちなみ保存地区」にあるお食事処「吾亦紅」の外観

なんか佇まいがいい感じ~~~と思ったお食事処「吾亦紅(われもこう)」も、冬期(1月~2月)休業とのこと。

ネットでみたらここのご飯おいしそうだったんですけどね。

本島の「笠島まちなみ保存地区」の近くにあるパン屋「honjimabakery」

保存地区の反対側、道を挟んだ向かい側にあるのは「honjima bakery」

もしかしたらさっき「茶房伊達」で食べたモーニングのトーストってこのお店のだったりする?のかな?

ここでパンを買って海辺で食べる…なんてのもいいですよねぇ。
このお店の裏はすぐ海なので。

でもここも営業してなかったです……(笑)

本島の山の中を自転車で走るようす

つーことで、笠島まちなみ保存地区をあとにしチャリにまたがると、しばらくして絶望的なほど長い坂道が。

しんど………。
立ちこぎするのなんて何年ぶり?

瀬戸内国際芸術祭2016で展示された、本島の「水の下の空」

地図に「水の下の空」とあったので、なんだろ??と思っていたら、瀬戸内国際芸術祭2016年のときの作品だそうです。

当時は、船の真下の部分に大きな水たまりのようなものが作られていて、その水面に空が映りこむので「水の下の空」ということだったみたいです。
なーるほど。

その経緯を知らないと、「なんじゃこりゃ?」って感じでなかなかシュール。

本島の海と砂浜

ひたすら山道をハァハァ言いつつ上り、ときおり見えるきれいな海に癒されます。

本島の集落

いくつかの坂をこえてようやく、下船した港の反対側にあたるところらへんまで来ました。
こちら側にもけっこう集落があるんですね。

ときおり島民の方に出会うと、どちらからともなく自然に「こんにちは~」とあいさつをかわします。
いいなぁこの感じ。

本島の海と堤防

そして、なんでもこのあたりに「大潮のときだけ出現する大砂浜『園の洲』」があるとか。
洲は大潮の時に2~3時間だけ海面に出て、貝が豊富にとれるそうです。
見てみたいですね~。

映画「機関車先生」の舞台となった本島の「水見色小学校」

ん?なんかこれ見たことあるな?と思ったら、坂口憲二主演の映画「機関車先生」のロケ地とのこと。

撮影当時は廃校になっていた「水見色小学校」を、映画の撮影用に修復して使用したそうです。

映画「機関車先生」の舞台となった本島の「水見色小学校」の中のようす

と言っても今はかなりボロボロで中はほこりだらけでした。

でも黒板に書かれているメッセージはそのまま残されています。

本島の「夫婦倉」

江戸時代に建てられたという「夫婦倉」
たしかに2つ仲良く倉が並んでますね。
市の指定文化財だそうです。

本島の山の中を自転車で走るようす

そしてそして……ここからさらに長い坂道へ……。
もう足パンパン。

上ったあとは下れるんだからがんばろう!!
と自分に言い聞かせてペダルをこぎます。

本島の港に停泊する漁船

そして……無事に峠をこえて、町なかへ戻ってきました。

本島の民宿「海鮮停」の外観

「民宿海鮮停」
おいしい魚料理が食べられそう~~~食べたかった~~~~。

本島の「木烏神社」の境内

「木烏(こがらす)神社」
境内には千歳座と呼ばれる、文久2年(1862)に建てられた芝居小屋があって、全国でも特に重要な舞台30の一つに数えられるそうです。

瀬戸内国際芸術祭のときは、ここでパフォーマンスも行われるみたいです。

本島の「木烏神社」の境内を歩く猫

境内で休んでいると、ほてほてと猫が近寄ってきました。
しかもはるか後方にももう1匹。
そういえば本島は猫が多い島?みたいですね。

猫「なんか食べるもん持ってないの?」

わたし「すまん、なんも持ってない……」

本島の「木烏神社」の境内にいる猫

猫「ないの?」

わたし「す、すまん………」

本島の猫

港の方へ戻っていく途中に、いろんな猫に出会いました。

君は飼い猫だから、ご飯の心配いらないね。

「honjimastand」の外観

瀬戸内海と瀬戸大橋を眺めながら食事ができる「honjima stand」というレストラン。

ここも口コミがすごくよくて、ビールも食事もおいしそ~~~~~~~
だったんですが、この日は閉店(笑)

次回はいい時期に来て、ここで海を眺めながらのんびりビール飲みたいです!
 

……というわけで、これにて本島一周は終了!
観光客の少ない2月の平日ということで、営業しているお店がほとんどない!!(笑)

という事態だったものの、海はきれいだし、出会った島民の人たちはみんな声かけてくれるし、猫はかわいかったし、楽しめました(´▽`)

  

ただ、本島一周するとなるとかなり山道をのぼらなければならず、坂道がキツイので、人によっては電動自転車の利用を考えた方がいいと思います。

観光スポットでどれくらい時間を使うかにもよりますが、本島一周にかかる時間は2時間~3時間くらいを見ておくといいでしょう(普通の自転車の場合)

まとめ

丸亀から本島へはけっこう近くて景色がきれいだし、瀬戸大橋がどーんと見える行き帰りのクルーズも楽しめるし、丸亀からサクッと行ける観光地としてオススメです。

ただ、やっぱり行くなら冬期は避けた方がいいですね(笑)

それから、瀬戸内国際芸術祭が行われるあいだは混雑してレンタサイクルが借りられない場合もあるようなので気をつけてください。

  • 丸亀⇔本島へは、フェリー・旅客船合わせて1日8便
  • 所要時間は20~35分、大人は往復1070円
  • 本島のレンタサイクルは普通500円、電動1500円
  • 普通自転車で本島一周はけっこうキツイ(所要時間2時間~3時間くらい)
  • 冬期、特に平日は営業していないところが多いので、事前に要確認

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コメント

  1. 月子 より:

    こんばんは。
    本島、近いのに行ったことがありませんねー。
    昨日、久しぶりにJRに乗って福山(広島県)に行ったのですが、電車はガラガラでした。
    児島競艇で働いてる知り合いがいるのですが、無観客になったので、仕事がなくなり、休んでるそうですが、なんと、給料保証がないんですって。
    えー。そんなひどい話があるんだ、、、って感じです。

    それにしても、今年に入ってから、赤字がとまりません(笑)
    まあ、ギャンブルだから仕方ないのでしょうが、もう当たる気がしません(泣)
    昨日も、推しメンの桐生くん流しで舟券をかったのですが、、、とほほ。

    本命党なのに、いつも荒れてしまうと言うツキのなさ。

    あ、つい愚痴ってしまいました。すみません。

    では、またー。

    • こまだこま こまだこま より:

      >月子さん
      本島は児島からも行けるんですよね。
      のどかでいいところでしたよ(^^)

      競艇場で働いてる人たち大変ですよね、予想屋さんとかパートのおばちゃんとか。
      ほんとコロナよりも経済的な影響の方がヤバイ(;´Д`)
      平和島クラシックも無観客になりそうな気がして、あまり期待しないようにしています。。。

      桐生選手のイン戦は最近やられてるイメージありますよねぇ。
      どうしちゃったんだろう。
      にしても、18万舟は無理!買えません!(笑)

      わたしも最近は低空飛行というか、良くもなく悪くもなく…という感じです。
      回収率を気にしすぎて、つまんない買い方になってきてる気がするので買い方変えてみようかな、と思ったり。
      わたしは豆券買いだから、負けてもそんなにたいした金額じゃないし。(と、自分に言い聞かせる)
      迷いの森に入ってますよ~~~。

      まだ3月、闘いははじまったばかり、お互いがんばりましょ~~~!

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