わたしはここ1年ほど、プロの声優さん・俳優さんが本を朗読してくれるオーディオブックサービスのAudibleを愛用しています。
「聴く読書」って楽だしいつでも聴けるしサイコ~と思っていたら、友人がちょうどEcho Dot(アレクサ)をプレゼントしてくれて、「Alexa(アレクサ)もKindle本の読み上げしてくれるよ」とのこと。
「えーじゃあふつうの本もオーディオブックとして楽しめるってこと?めっちゃ便利な機能じゃん!」と思ったのでさっそく試してみたら、これはなかなかアリですな。
となったので当記事では、Alexaを使ってKindle本の読み上げをしてもらうやり方について解説します。
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読み上げに対応している本・していない本の確認方法
まずKindle本の読み上げについては、マンガや雑誌など、一部対応していないものがあります。
その本が読み上げに対応しているかどうかの確認方法は、以下のとおりです。
PCの場合
本の商品情報のページを、下の方にスクロールしていくと以下のような「登録情報」というところがあります。
こちらの、「Text-to-Speach(テキスト読み上げ機能)」というところが「有効」になっていれば、読み上げに対応しています。

スマホの場合
PCの場合と同じく、本の商品情報ページを下にスクロールしていくと「KINDLE版について」というところがあります。
そこの、「TTS(Text-to-Speach)」というところが「有効」になっていれば、読み上げに対応しています。

Alexa(アレクサ)のkindle本読み上げ機能の使い方
Alexaにkindle本を読み上げてもらう方法は、以下の2つになります。
- Alexaに話しかけて指示を出し(音声操作)、読み上げてもらう
- Alexaアプリに読み上げてもらう
もちろんどちらの場合も、事前に読み上げてほしいKindle本をダウンロードしておきましょう。
Alexa(アレクサ)に話しかけて指示を出し(音声操作)読み上げてもらう
Alexaに話しかけて、以下のように指示を出すと本を読み上げてくれます。
- 「アレクサ、本読んで」
- 「アレクサ、○○(本のタイトル)読んで」
- 「アレクサ、止めて」
- 「アレクサ、もうちょっとゆっくり(もしくは速く)読んで」
- 「アレクサ、最初から読んで」
- 「アレクサ、○○秒巻き戻して」
- 「アレクサ、音大きくして」
「第3章にとんで」とか細かい指示を出すと「わかりません」と言われてしまったので、口頭ではあまり難しい操作はできない?みたいです。
そういう場合は、スマホのアプリ画面で目次を見て、任意の場所から再生するといいです。
下のところに再生中のタイトルが出るのでそこをタップ。

すると以下のような大きな画面になるので、画面左下のメニューをタップすると目次が出てきます。

目次が出てきたら、任意の場所をタップすればそこから読み上げてくれます。

再生を一度中断した場合、次回再生するときは中断したところの続きから読み上げてくれます。
スマホアプリの方で聴いていて、続きをAmazon Echoから聴くという場合にも、ちゃんと続きから読んでくれます。
Alexa(アレクサ)アプリに読み上げてもらう
スマホやタブレットにインストールした、Alexaアプリに読み上げてもらうこともできます。

手順は以下のとおりです。
- Alexaアプリを立ち上げ、「再生」ボタンをタップ
- 「KINDLEライブラリ」から、読みたい本をタップ
- 再生する端末を選ぶ
- 再生
実際の画面を順に見ていきます。



「このデバイス」を選ぶと、お手持ちのスマホやタブレットで聴くことができます。
再生中の画面はとてもシンプル。
タップでできることは、再生・一時停止・30秒ごとの巻き戻しと早送りだけです。

読むスピードを変えたいときは、スマホに向かって「アレクサ、もうちょっと速くして」などと声で指示を出す必要があります。
タップでは調整できない、っていうのはちょっと不便ですね。
ただ、一度調整した読み上げスピードは記憶されるので、外出先などで聴きたい場合は事前に調整しておくといいと思います。
そしてこちらももちろん、途中までAmazon Echoで聴いていても、ちゃんとその続きからアプリで再生されます。
また、Alexaとkindleアプリは連携しています。
Alexaで途中まで本を聴いて続きはKindleで読む、とした場合も、再生を中断した場所にとんでくれるので、スムーズに続きが読めます。(kindle→Alexaの場合も同じ)
アプリで聴く場合は「バックグラウンド再生」ができるのも便利。
ネットにアクセスして違うページを見ていたり、LINEをしたりしながらでも本が聴けます。
Alexa(アレクサ)の読み上げ機能を使ってみた感想
Alexaの読み上げ機能を実際使ってみて最初に思ったのは、「意外とイケるじゃん」ってことでした。
もっとカクカクした、いかにも機械的な感じの読み上げになるのかな?と思ってたんですけどそれほどでもなく、まぁまぁ聴けます。
ただやっぱり、本によってはかなりの頻度でイントネーションがおかしかったり、漢字の読み方を間違えたりすることもあるので、そのへんは脳内で修正が必要。
特に小説の場合は人名など読み間違いが多くなるようで、聴いていて「?」となってしまうこともけっこうありました。
なのでAlexaの読み上げは、ストーリーに没入したい小説系よりも、ビジネス書などの方が向いているかなと思います。
本を聴くならAudibleもおすすめ

ちゃんとした朗読で本を聴くなら、Audible(オーディブル)が断然おすすめです。
月額1,500円という値段がネックになるとは思いますが、いつでもどこでもプロのナレーションで本が快適に聴けることで、読書量が簡単にアップ。
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まとめ
以上、Alexaを使ったKindle本の読み上げについてまとめると、
- 読み上げ速度の調整ができる(Alexaアプリの場合、タップではできず声で指示を出す必要がある)
- AlexaとKindleは連携しているので、「聴く→読む」「読む→聴く」とした場合もすぐに中断箇所にとんでくれてスムーズ
- Alexaアプリはバックグラウンド再生ができる
ということでした。
AIっぽいイントネーションの読み上げ&けっこう漢字の読み間違いが多いのがちょっと気になると言えば気になりますが、「ふつうの本が無料でオーディオブック化できる」というのはかなりのメリット。
この機能を使えば、家事をしながら・運動しながら・寝る前にベッドの中で……など、いろんなシチュエーションが読書タイムになるので画期的です。
でも当然ながら、プロの声優さんや俳優さんが朗読してくれるAudibleのほうが内容もすっと入ってくるし圧倒的に快適。
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